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職業について、内容、就労する方法、求められる知識・スキルや、どのような人が向いているかなどが総合的にわかるサイトです
給食施設の調理場において献立表等に基づき、給食用料理を調理する。 給食の提供場所は事業所(社員食堂)、学校、病院、保育所、介護施設など多岐にわたる。 給食調理員は、管理栄養士、栄養士などの指示・献立表に基づいて食材の発注、納品確認、材料の下処理、各種調理器具を用いた大量の調理、盛り付け、配膳、器材の洗浄消毒、食器洗浄、ゴミ処理、調理場の清掃などを行う。通常の調理以外にアレルギー除去食の調理も行う。 その他、就業時には設備等の不備、不具合を点検し、一定の書式に記入する。また、調理前の食材や水に異物混入等がないか確認したり、水質検査をする。そして、終業時の反省会や翌日の予定確認等の打合せも、毎日の仕事としてある。 なお、病院の治療食では医師の指示により、患者個々の献立の調理を行う。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等 大型調理機、調理道具(包丁、ガスコンロ等)
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グラフの目盛り
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。 新規学卒者は調理師学校等からの紹介が多い。中途採用は、ハローワークや求人広告等による募集が多い。パート・アルバイトの募集も多くなっている。 給食調理員は、特定多数の人々に継続的に食事を提供する仕事なので、衛生観念が最も必要となる。また、数食から1,000食以上まで様々な量の食事を提供するため、それぞれに応じた道具や機械を正確に操作する能力も必要になる。 事業所給食等であれば、入職後1年程度でひと通りの仕事は覚えられるが、特殊な調理を必要とする病院給食や介護施設等の給食では3年程度の経験が必要になる。 調理師、専門調理師や栄養士の資格を取得し、調理主任・給食施設の責任者などになる道もある。 関連資格としては、厚生労働省の技能検定の「調理技能士」がある。
関連資格
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の訓練等の期間(学歴を除く)を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の実務経験の期間を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業に就いた後に、周囲から特別なサポートが無くても他の一般的な就業者と同じように働けるようになるまでに必要な期間を表します。あくまで一般論ですので、職歴等により差があります。
学校・病院などの特定給食施設は全国で5万1千か所以上(2021年時点*)あり、職場は全国にわたる。勤務形態・給食の提供方法も様々である。 学校給食等では、昼食のみを提供し土日は休日の場合が多くなっているが、病院給食のように3食(朝・昼・夕食)を出す施設では、早出・日勤・遅出の勤務形態が多く、休みも交替制である。 給与水準は勤務先の規定による。パート・アルバイト従業員の比率が高く、地域の時給水準に応じた賃金設定となっていることが多い。 給食調理員は厨房内での立ち仕事が多く、空調設備があるとしても高温、多湿になりがちである。特に大量調理は各種の大型調理機を使い、煮る・焼く・蒸すなど火を扱う仕事であり、マニュアルに従って安全に留意しながら作業を行う必要がある。直接食品に触れるので、衛生管理や就業者本人の健康管理が重要となる。 近年、国際的な衛生管理基準(HACCP: Hazard Analysis Critical Control Point)の衛生管理を取り入れた職場環境の施設が多くなっている。 *令和3年度衛生行政報告例の概況 栄養関係
給食調理員が属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「学校給食調理員」等)に対応する統計情報です。
※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。
※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。
※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。
就業者統計データ
就業者数
(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)
労働時間
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
賃金(年収)
年齢
賃金分布(グラフ)※全国のみ
ハローワーク求人統計データ
求人賃金(月額)
(令和5年度)
有効求人倍率
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。
給食調理員が属する産業(宿泊業,飲食サービス業)の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら)
グラフの数値が大きいほど、労働者が不足と判断している。
宿泊業,飲食サービス業のグラフを見る
グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。
宿泊業、飲食サービス業のグラフを見る
残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 給食調理員が属する産業(宿泊業,飲食サービス業)で検索ができます)
各数値の詳細解説ページはこちら
どのようなスキルがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のスキルと比較することができます。
どのような分野の知識が重要であり、必要かを表しています。前職や自分自身の知識と比較し、不足する分野を特定することができます。
どのようなアビリティがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のアビリティと比較することができます。
この職業に就いている人はどのようなことに興味がある人が多いかを表しています。自分の職業興味とあっているか、確認することができます。
この職業ではどのような点で満足感を得やすいかを表しています。あなたが重要だと思う価値観について満足感を得やすい職業かどうか確認することができます。
仕事の場所や対人業務の頻度などの、職場環境や仕事の内容などを表しています。