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しごと能力プロフィールの数値説明ページ

スキル

スキルのレベルが、1~7の数値で表されています。
数値が大きくなるほど、求められるスキルのレベルが高くなります。
以下にスキル名称・内容と、数値説明には、「レベル2」「レベル4」「レベル6」の具体例を記載しています。
スキル一覧
名称 内容 数値説明
読解力 仕事に関係する文書を読んで理解するスキル。 2 : アンケート用紙の指示を読んで理解する。
4 : 経営方針について書かれた文書を読んで理解する。
6 : 技術論文を読んで内容を理解する。
傾聴力 話の腰を折らずに、注意深く聞き、要点をおさえ、必要に応じて適切な質問をするスキル。 2 : 飲食店で客から注文をとる。
4 : 商品に関する顧客からの質問を理解する。
6 : 自動車事故で、当事者や目撃者から詳細な状況を聞く。
文章力 読者に合わせて文章で効果的に情報を伝えるスキル。 2 : 電話の伝言を書き留める。
4 : 社員宛に新しいプロジェクトの概要を書く。
6 : 専門分野の技術解説を一般向け書籍に書く。
説明力 効果的に情報が伝わるように他者に話をするスキル。 2 : 来所者に建物を案内する。
4 : 求人の応募者に対し、事業概要、企業理念を説明する。
6 : 大学等で専門分野の講義をする。
外国語を読む 外国語の文章を読んで理解するスキル。 2 : 外国の公園で注意書きを読む。
4 : 外国語の新聞記事を理解する。
6 : 外国語の専門書を理解する。
外国語を聞く 外国語を聞いて理解するスキル。 2 : 入国審査官の外国語での質問を理解する。
4 : 外国の大統領の演説を理解する。
6 : 早口の外国人同士の議論を理解する。
外国語で書く 外国語で文章を書くスキル。 2 : ホテルにチェックインするとき、住所、名前等を外国語で書く。
4 : 契約内容の変更について、取引先に外国語のメールで説明する。
6 : 専門技術書を外国語で執筆する。
外国語で話す 外国語で話すスキル。 2 : 外国人の観光客に、駅までの道順を説明する。
4 : 取引先に自社の沿革や事業内容を外国語で紹介する。
6 : 取引先との交渉で、自分自身の考えを根拠を示しつつ論理的に外国語で話す。
数学的素養 数学を利用して問題を解決するスキル。 2 : ある商品の単価に個数と消費税を掛け算し、支払額を算出する。
4 : 建設中の建物の床面積を、曲線を含む実際の形状に合わせて正確に計算する。
6 : 工学的な問題のシミュレートのために数学的モデルを構築する。
科学的素養 科学の法則と手法を用いて問題を解決するスキル。 2 : 雨のpH値(酸性度)を定期的に検査する。
4 : 指示書に従って製品テストを実施する。
6 : 飛行機の設計の安全性を検証する。
論理と推論(批判的思考) 論理と推論を用いて、問題へのアプローチの仕方や、解決方法、結論について、利点・欠点を明らかにするスキル。 2 : 部下の遅刻の言い訳の正当性を判断する。
4 : 顧客のクレームを評価し、適切な対応を決定する。
6 : 製品に関する多角的な検査データから、使用中に故障が発生するリスクを推定する。
新しい情報の応用力 新たな情報が、現在・将来の問題解決や意思決定において持つ意味を理解するスキル。 2 : 天気予報の最高気温から、熱中症になる可能性を考える。
4 : メニューの変更が食材の仕入れに及ぼす影響を理解する。
6 : 新たな科学的知見が製品設計において持つ意味を理解する。
学習方法の選択・実践 自分自身や他者が何かを学ぶとき、訓練や指導の方法・プロセスを状況に応じて選択・実践するスキル。 2 : 同僚から、ある任務を完了するための別の方法を学ぶ。
4 : 技能の修得に苦労している研修生の助けになりそうな別の学習方法を考える。
6 : 教育に関する原理を応用して、新たな教授法を開発する。
継続的観察と評価 改善・是正のために、自分自身や、他者、組織、その他外部環境や状況を継続的に観察し、評価するスキル。 2 : 道路の交通量を目視でカウントする。
4 : 会議中に進捗状況をみて、重要な議題がきちんと議論されるよう議事の構成を組み直す。
6 : 企業の生産性を検証し、生産性向上のための計画を立案する。
他者の反応の理解 他者の反応に気付き、なぜそのように反応したのかを理解するスキル。 2 : 待ち時間が長すぎるために顧客が怒っていることに気づく。
4 : ある部下を昇進させることが他のメンバーの心情に及ぼす影響に、事前に気が付く。
6 : うつ病患者にカウンセリングを行い、危険な兆候を見逃さない。
他者との調整 自分と他者の活動を調整するスキル。日程の調整や、共同での作業、取引先との調整などを含む。 2 : 複数の人が出席する会議の日程調整を行う。
4 : 社内のミーティングで作業の進捗状況を報告し次週の作業分担を協議する。
6 : 複数の会社が関係するプロジェクトの責任者を務める。
説得 考え方もしくは行動を変えるよう他者を説得するスキル。 2 : 食事を注文した顧客にサイドメニューを勧める。
4 : 予算削減が求められている中で、新しいコピー機を買うよう上司を説得する。
6 : 保育園の建設に反対している地域住民の理解が得られるよう説得する。
交渉 他者の意見の違いを解消させるように交渉するスキル。 2 : 上司と交渉して、出勤予定日を変更する。
4 : 一定の価格で商品を販売するため、卸売業者と契約交渉を行う。
6 : 他社との合併に向けて交渉を行う。
指導 他者に物事のやり方を教えるスキル。 2 : 新入社員に出勤・退勤時のタイムカードの使い方を教える。
4 : 同僚に、業務用のソフトウェアの利用方法を教える。
6 : 複雑で精密な測定機器の分解、組み立ての手順を説明する。
対人援助サービス 顧客や困っている人など、他者のためにどのような援助や手助けが有効かを主体的に探すスキル。 2 : 案内板を見ている人に何かお困りですかと尋ねる。
4 : 飛行機に乗り遅れた顧客のために他の飛行機の予約をする。
6 : 被災地で救援機関の運営を指揮する。
複雑な問題解決 複雑な問題の本質をつかみ、関連する情報を整理して問題解決するスキル。 2 : 仕事を最後まで完了するために必要となる道具を、予め配置しておく。
4 : 新たな製造工程を導入するため、フロアの最適なレイアウトを設計する。
6 : 大都市の緊急事態における救援活動の計画を立案し、有事には実行する。
要件分析(仕様作成) 仕様書や設計図を作成するために、提示された要望・要件を分析するスキル。 2 : 事務所で必要とされる最低限の機能を備えたコピー機を選定する。
4 : ソフトウェアの仕様をどのように変更すれば使いやすくなるか分析する。
6 : 新しい工場の自動化に必要とされる制御システムの要件を定義する。
カスタマイズと開発 ユーザーのニーズに応えるため、機器および技術を新規に開発したり、現場に合わせて改造したりするスキル。 2 : 顧客に合わせてメガネのフレームを微調整する。
4 : 顧客の要望を受け、使いやすいよう工具を設計し直す。
6 : 競技用ウェアの特殊な素材を生産する新技術を考案する。
道具、機器、設備の選択 業務に必要な道具や機器、設備の種類を決定するスキル。 2 : 機器の調整に必要なドライバーを選択する。
4 : 仕事に用いるソフトウェアを選択する。
6 : 新製品の生産ラインに必要な設備を選択する。
設置と設定 仕様にあわせて機器、機械を設置したり、配線を行ったり、プログラムのインストールや設定を行うスキル。 2 : エアコンに新しいフィルターを取り付ける。
4 : オフィスに複合コピー機を設置し、複数の社員が利用できるよう設定する。
6 : 工場の製造ラインを設置し初期設定を行う。
プログラミング 様々な目的のためにコンピューター・プログラムを作成するスキル。 2 : 表計算ソフトで複数の関数を組み合わせて目的の処理を実行する。
4 : 設計書に従って、マニュアル(リファレンス)を調べながらプログラミングを行う。
6 : 開発責任者としてOSやミドルウェアのアーキテクチャを理解した上で、アプリケーションソフトを設計する。
計器監視 機械が正しく動作していることを確認するために、計器、ダイヤル、その他のインジケーターを監視するスキル。 2 : 建物の管理人室で防犯カメラのモニターを監視する。
4 : 工場の製造ラインの稼働状況や異常の有無を複数の計器で監視する。
6 : 飛行機の操縦席で姿勢指示器、速度計、高度計など多数の機器を監視する。
操作と制御 機器、設備、もしくはシステムの運転・動作を制御するスキル。 2 : コピー機の設定を調節して、縮小コピーをする。
4 : 製品の種類により、組み立てラインの機器のスピードを調節する。
6 : 空港の管制室で離着陸を管制する。
保守点検 定例のメンテナンスを行うほか、どの時期にどのような特別メンテナンスの実施が必要かを決定するスキル。 2 : 自転車を整備する。
4 : 自動車を整備する。
6 : 飛行機を整備する。
故障等の原因特定 誤動作の原因を突き止めてその是正策を決定するスキル。 2 : 洗面台の水漏れ箇所を特定する。
4 : 電気系統の故障の原因となっている回路を特定する。
6 : 新しいOSのデバッグチームを指揮する。
修理 必要な道具を使って、機械もしくはシステムを修理するスキル。 2 : ドアがちゃんと閉まるようにネジを締める。
4 : 故障した調水弁を取り替える。
6 : 地震の後に、建物の被害個所を修繕する。
クオリティチェック 性能や品質を評価するために、製品、サービス、工程のテストを実施するスキル。 2 : 事務文書に体裁や形式の誤りがないかチェックする。
4 : マニュアルに従って出来上った製品の品質をチェックする。
6 : 製造ラインで品質を保つ手順を新たに策定する。
合理的な意思決定 実行可能な措置の相対的なコストと利益を検討して、最適なものを選ぶスキル。 2 : 作業に及ぼす影響を考えて途中休憩を実施すべきか判断する。
4 : 顧客の返済能力を評価し、ローンの申し込みを受理すべきか判断する。
6 : 新しいロボット技術に自社が投資すべきか、将来性や業界動向等を踏まえ判断する。
企業・組織の活動の分析 社会や技術、状況の変化が企業・組織の活動に及ぼす影響を分析し、どのように対応すべきかを判断するスキル。 2 : チームに1名欠員が出ると仕事にどのような影響が出るのかを判断する。
4 : 新しい機器の導入が生産量に及ぼす影響を分析する。
6 : 新たな経済特区が製造工場の用地選定に及ぼす影響を明らかにする。
企業・組織の活動の評価 企業・組織のパフォーマンス(業績、生産性、業務効率等)を評価するための尺度や指標を把握し、目標を踏まえ改善・是正に必要な措置を明確化するスキル。 2 : 月の売上高について前年同月比を確認する。
4 : 大規模な顧客満足度調査から改善策を判断する。
6 : 新しい技術の導入が業務効率と社員のやる気に及ぼしている影響を評価し改善する。
時間管理 自分自身および他者の時間を管理するスキル。 2 : ホワイトボードで社内行事に関する月間予定表を管理する。
4 : 10名程度のパート店員から希望を聞き、来月の出勤時間割表を作成する。
6 : 50名以上の大規模な開発プロジェクトでメンバーのスケジュールを管理する。
資金管理 仕事の達成に必要な資金の支払い方法を決定したり、それらの支出の会計処理を行ったりするスキル。 2 : 少額の事務用品を現金購入し、支出総額を記録する。
4 : 数ヶ月のプロジェクトの予算と支出を管理する。
6 : 大企業の年間予算と資金管理を行う。
資材管理 特定の業務の遂行に必要な機器、設備および材料を入手し、それらが適切に利用されるよう管理するスキル。 2 : 経営会議のために会議室を準備する。
4 : 事務所で使うパソコンのメンテナンスに関する年間契約を行う。
6 : 大きな工場で、仕入れ元が異なる複数の原材料の在庫を管理する。
人材管理 人々の勤務中にやる気を引き出し、能力開発を行い、指示を与え、その中で特定の職務に最適な人材を把握するスキル。 2 : 仕事を終えるのに苦労している部下を励ます。
4 : メンバーの能力や専門性を活かしてプロジェクトを推進する。
6 : 大企業の採用、研修、給与制度を計画し、実施、管理する。

知識

知識のレベルが、1~5の数値で表されています。
数値が大きくなるほど、その仕事に対する知識の重要度が高くなります。
以下に、知識名称・内容の詳細を記載しています。
知識一覧
名称 内容
ビジネスと経営 戦略的企画立案、資源配分、人的資源管理、リーダーシップ、生産方法、人員や資源の調整などの、ビジネスと経営についての知識。
事務処理 文書の作成や、ファイル・記録の管理、速記と書き起こし、書式の設計、および、その他オフィスにおける手続きや専門用語についての、事務的な手続きや処理体系についての知識。
経済学・会計学 経済と会計の原理、慣行、金融市場、銀行業務と、財務データの分析および報告についての知識。
販売・マーケティング 製品もしくはサービスの展示、販促、販売の原理と方法についての知識。これには、マーケティングの戦略と戦術、製品のデモンストレーション、営業テクニック、販売管理システムの知識が含まれる。
顧客サービス・対人サービス 顧客・対人サービスを提供するための行動指針とプロセスについての知識。この知識の内容には、顧客のニーズ査定、サービスの品質基準の評価方法、顧客の満足度評価に関する知識が含まれる。
人事労務管理 職員の採用、選定、研修、報酬と福利について、および労使関係と交渉、人事情報システムについての、行動指針や手続きに関する知識。
輸送 人や物を空路、鉄道、海路または道路により輸送するための行動指針と方法、ならびにそれらの輸送方法のそれぞれの相対的なコスト、利点に関する知識。
生産・加工 商品の効果的な製造と流通を最大限実現するための、原材料、生産工程、品質管理、コスト、およびその他の手法についての知識。
農業・畜産業 消費者用の食料(植物と動物)の種まき、収穫、育成、飼育の手法と設備についての知識。これには、貯蔵/処理の手法が含まれる。
工学 工学的な科学技術の実践的な応用に関する知識。これには、多様な製品やサービスの設計・製造に向けて、原理、手法、手続き、設備を適用・応用してゆくことを含む。
コンピュータと電子工学 回路基板、プロセッサ、チップ、電子機器、およびコンピュータのハードウェアとソフトウェアについての知識。これにはアプリケーションの操作やプログラミングの知識を含む。
設計 精密な技術計画や、設計図、図面、モデルの作成に関連する設計の手法、ツール、原理についての知識。
建築・建設 住宅や建物、あるいは道路のようなその他の構造物の建設・修繕に必要とされる材料、方法、工具についての知識。
機械 設計、用法、修理、保守を含む、機械や工具についての知識。
数学 算数、代数、幾何、微積分、統計学およびその応用についての知識。
物理学 物理的な原則・法則とその相互関係についての知識、および、それらの存在・作用を予測する知識。また、それらを流体・材料・大気の力学や、機械的・電子的・原子的・素粒子的な構造・作用の理解に応用する知識。
化学 物質の化学的組成、構造や特性、ならびに物質が被る化学的プロセスと変質についての知識。これには、化学薬品の使用とその相互作用、危険表示、生産技法、処分方法に関する知識が含まれる。
生物学 動植物の有機体、生体組織、細胞、機能、相互依存性、および動植物同士や周囲の環境との相互作用についての知識。
心理学 人間の行動と成果、能力・性格・関心における個人差、学習と動機付け、心理学的調査の方法、行動障害と情動障害のアセスメントと治療についての知識。
社会学 集団の行動と力学、社会傾向と個人に及ぼす影響、人の移動、民族性、文化についての知識。
地理学 土地、海、気団の特性を記述するための原理と方法についての知識。この知識の内容には、その物理的特性、所在、相互関係、動植物および人間の分布が含まれる。
医学・歯学 人間の傷害、病気、障害等を診断し治療するのに必要な情報と技法についての知識。この知識には、症状、取り得る治療法の選択肢、医薬品の特性と相互作用、予防法が含まれる。
セラピーとカウンセリング 心身の機能不全の診断、治療、リハビリ、ならびにキャリアカウンセリングと指導のための原理、方法、手順についての知識。
教育訓練 カリキュラムや訓練の設計、個人やグループに対する教育と指導、訓練効果の測定に関して、それらの原理と方法についての知識。
日本語の語彙・文法 語句の意味や綴り、文章作成法、構文、文法等、自国語を使う上での知識。
外国語の語彙・文法 語句の意味とスペル、発音、作文と文法の規則等、外国語を使う上での知識。
芸術 音楽、舞踊、視覚芸術、演劇、彫刻などを創作、制作、実演するのに必要な理論と技法についての知識。
歴史学・考古学 歴史上のできごととその原因、兆候、文明・文化に対する影響についての知識。
哲学・宗教学 様々な哲学体系や宗教についての知識。この知識の内容には、それらの基本教義、価値観、倫理、思考方法、習慣、慣行、人間の文化への影響が含まれる。
公衆安全・危機管理 人、データ、財産、制度を保護することを目的とする地域、県、全国における効果的なセキュリティ対策の運営を推進するための、関連する装備、政策、手順、戦略についての知識。
法律学、政治学 法律、法規、法廷手続き、前例、条例、行政命令、政府機関規則、民主政治のプロセスについての知識。
通信技術 電気通信システムの伝送、放送、切り替え、制御、運用についての知識。
コミュニケーションとメディア メディアの制作、通信、伝播の技法と方法についての知識。この知識には、文字、音声、視覚メディアを介して情報を伝え、娯楽を提供するための様々な方法が含まれる。

興味

興味の関連度合いが、1~5の数値で表されています。
数値が大きくなるほど、その仕事に対する興味への関連度合いが高くなります。
以下に、興味名称・内容の詳細を記載しています。
興味一覧
名称 内容
現実的 機械、道具を使ったり、モノ(動植物を含む)を対象とした具体的で実際的な仕事や活動が好きな人。
研究的 研究や調査のような研究的、探索的な仕事や活動が好きな人。
芸術的 音楽、デザイン、絵画、文学等、芸術的な仕事や活動が好きな人。
社会的 人と接したり、人に奉仕したりする仕事や活動が好きな人。
企業的 企画、立案したり、組織の運営や経営等の仕事や活動が好きな人。
慣習的 定型的な方式や規則、慣習を重視し、それに従って行う仕事や活動が好きな人。

仕事価値観

仕事で得られる価値観(満足感)が、1~5の数値で表されています。
数値が大きくなるほど、その仕事に対する価値観への満足度が高くなります。
以下に、仕事価値観名称・内容の詳細を記載しています。
仕事価値観一覧
名称 内容
達成感 努力した結果が達成感に結びつく。
自律性 自ら意思決定し、自主的に業務を遂行できる。
社会的認知・地位 人から認められたり、社会的な地位が高い。
良好な対人関係 仕事で関わる人々と良好な人間関係を築ける。
労働条件(雇用や報酬の安定性) 雇用や報酬が安定している。
労働安全衛生 安全で衛生的な環境で働ける。
組織的な支援体制 企業や団体の内外から就業者のための組織的支援が受けられる。
専門性 自分の専門性を生かして働き、さらに専門性を高めていくことができる。
奉仕・社会貢献 社会全体や、困っている人々のために働くことができる。
私生活との両立 仕事だけでなく、家族と過ごす時間や趣味の時間など、私生活も充実することができる。
※次の職業(検査工(工業製品)、食品営業(食品メーカー)、自動運転開発エンジニア(自動車)、医療機器開発技術者、臨床開発モニター、キッティング作業員(PCセットアップ作業員)、フードデリバリー(料理配達員)、セキュリティエキスパート(情報セキュリティ監査)、総務課長、人事課長、経理課長、営業課長)については、新たな項目群でデータを取得した上で現行の左記10項目に対応させる形で数値を収録しており、厳密には調査時の項目名や文言が異なる。

仕事の性質

仕事の性質が、1~5の数値で表されています。
性質の項目によって、数値の評価軸が異なります。なお、「スケジュールの規則性」のみ数値ではなく、当てはまるか当てはまらないかの指標で示しています。
以下に、仕事の性質名称・内容の詳細と数値説明を記載しています。
仕事の性質一覧
名称 内容 数値説明
他者とのかかわり どれくらいの頻度で、他者とのかかわり(対面、電話、メール、その他)が求められるか? 1 : 年に1度未満、あるいは全く求められない
2 : 年に1度以上
3 : 月に1度以上
4 : 週に1度以上
5 : ほぼ毎日
対面での議論 どれくらいの頻度で、他者と対面しての議論が求められるか?(グループでの討論も含む)
電話での会話 どれくらいの頻度で、電話で話すことが求められるか?
ビジネスレターやメモの作成 どれくらいの頻度で、ビジネスレターを作成したり、メモを取ることを求められるか?
仕事上での他者との対立 どれくらいの頻度で、他者との対立、摩擦、緊迫した場面などがあるか?
時間的切迫 どれくらいの頻度で、厳格な締め切りに合わせて働く必要があるか?
グループやチームでの仕事 グループの一員として働いたり、チームに貢献するための他者とのやりとりが、どの程度重要か? 1 : 全く重要ではない
2 : やや重要である
3 : 重要である
4 : とても重要である
5 : きわめて重要である
外部の顧客等との接触 外部の顧客や、一般の人々への対応がどの程度重要か?
他者と調整し、リードする 他者と調整したり率先して動いたりすることがどの程度重要か?(上司やリーダーとして指示するケースは除く)
厳密さ、正確さ 仕事の遂行にあたって精密であること、正確であることがどの程度重要か?
同一作業の反復 継続的で反復的な心身の活動(データ入力や、記載事項の機械的なチェック等)はどの程度重要か?
機器等の速度に応じた作業 設備や機械のペースに合わせて仕事をすることがどの程度重要か?(常に忙しく働き続けるかどうかではなく、速度を「合わせる」重要性)
結果・成果への責任 他の労働者の結果や成果について、どの程度責任を持つことになるか? 1 : 全く責任はない
2 : 限定的だが責任がある
3 : ある程度の責任がある
4 : 大きな責任がある
5 : きわめて大きな責任がある
空調のきいた屋内作業 どれくらいの頻度で、空調のきいた屋内で働いているか? 1 : 年に1度未満、あるいは全くない
2 : 年に1度以上
3 : 月に1度以上
4 : 週に1度以上
5 : ほぼ毎日
空調のきいていない屋内作業 どれくらいの頻度で、空調のきいていない屋内で働いているか?
屋外作業 どれくらいの頻度で、屋外で働いているか?
座り作業 就業時間のうち、座って作業している時間はどの程度か? 1 : 全くない
2 : 就業時間の半分未満
3 : 就業時間のほぼ半分
4 : 就業時間の半分以上
5 : ほぼ常に
立ち作業 就業時間のうち、立って作業している時間はどの程度か?
反復作業 就業時間のうち、反復的な動作をしている時間はどの程度か?
ミスの影響度 容易には直せないミスをした場合、その結果はどの程度深刻な事態を引き起こすか? 1 : 全く深刻な事態にならない
2 : 多少は深刻な事態を引き起こす
3 : 深刻な事態を引き起こす
4 : とても深刻な事態を引き起こす
5 : きわめて深刻な事態を引き起こす
意思決定の自由 どの程度、誰かの指示を受けることなく自由に意思決定できるか? 1 : 全く自由はない
2 : 自由はほんのわずか
3 : 自由は限定されている
4 : ある程度は自由がある
5 : 大いに自由がある
優先順位や目標の自己設定 仕事の優先順位や目標について、どの程度予め決められておらず自分の判断にゆだねられているか? 1 : 完全に決められ判断の余地はない
2 : 判断の余地はほんのわずか
3 : 判断の余地は限定されている
4 : ある程度は自分で判断する
5 : すべて自分で判断する
スケジュールの規則性 働くスケジュールはどの程度規則正しいか?(当てはまるか、当てはまらないか) ・規則的(ルーチンやスケジュールが決まっている)
・不規則(天候、生産需要、契約期間などで変わる)
・季節的(一年のうちの一定の時期だけ)
電子メール どれくらいの頻度で電子メールを使う必要があるか?(私用メールは除く) 1 : 年に1度未満、あるいは全くない
2 : 年に1度以上
3 : 月に1度以上
4 : 週に1度以上
5 : ほぼ毎日
窮屈な仕事の場所、居心地が悪い姿勢 どれくらいの頻度で、居心地が悪い姿勢にさせるような窮屈な場所で働くか?(例:機械装置の隙間、配管工事の現場、飛行機内の狭い通路)
病気、感染症のリスク 職務上、どれくらいの頻度で病気や感染症のリスクに晒されるか?(例:患者の治療・看護、研究施設での病原体の取り扱い、クラスター発生場所の消毒作業)
軽度の火傷、切り傷、噛まれ傷、刺し傷 どれくらいの頻度で、職務上、軽度の火傷や切り傷、噛まれ傷、刺し傷などを負うリスクがあるか?(例:製造、建設、農林漁業、動物の飼育、調理、縫製)
一般的な保護・安全装備の着用 どれくらいの頻度で、保護・安全のための一般的な装備(専用の履物や特殊なメガネ、グローブ、耳の保護、堅いヘルメット、ライフジャケットなど)を着用するか?
特殊な保護・安全装備の着用 どれくらいの頻度で、保護・安全のための特殊な装備(呼吸器、安全ハーネス、完全防護スーツ、耐放射線防護服など)を着用するか?
暴力的な人々への対応 どれくらいの頻度で暴力的な人々による身体的攻撃への対応が求められるか?(例:暴動・テロ・犯罪等への対応、暴力を伴う客同士の喧嘩への介入、認知症や精神疾患を背景とする暴力への対応)
歩行、走行 就業時間のうち、歩いたり走ったりする時間はどの程度か? 1 : 全くない
2 : 就業時間の半分未満
3 : 就業時間のほぼ半分
4 : 就業時間の半分以上
5 : ほぼ常に
モノ、道具、制御装置を扱う手作業 モノや、道具、制御装置を、手で握ったり、操作したり、感触で確かめたりしている時間はどの程度か?
他者との身体的近接 仕事中、他者と身体的にどの程度近接しているか?(同僚、顧客、患者、通行人等) 1 : 他の人と近くで仕事はしない、または30メートル以上離れている。
2 : 他の人と働くが、近くはない。(5メートル以上離れている。)
3 : やや近い。(5メートル未満だが、腕を伸ばしても届かない距離)
4 : ある程度近い。(腕を伸ばせば届く距離)
5 : 非常に近い。(ほとんど肩が触れる状態)
機械やコンピュータによる仕事の自動化 仕事は機械やコンピュータによってどれくらい自動化されているか? 1 : 全く自動化されていない
2 : 少し自動化されている
3 : ある程度自動化されている
4 : 非常に自動化されている
5 : 完全に自動化されている
他者の健康・安全への責任 他者の健康や安全についてどの程度責任を持つことになるか? 1 : 責任は持たない
2 : 限定的には責任を持つ
3 : ある程度の責任を持つ
4 : 大きな責任を持つ
5 : 非常に大きな責任を持つ
意思決定が他者や企業に及ぼす影響力 仕事上の意思決定が、他者や、雇用主のイメージ・評判・資産に与える影響はどの程度重大か? 1 : 全く影響力は出ない
2 : 少し影響が出る
3 : ある程度影響が出る
4 : 重大な影響が出る
5 : 非常に重大な影響が出る
競争水準 競争することや、競争に勝たなければならないというプレッシャーを自覚することがどの程度求められるか? 1 : 全く競争的ではない
2 : 少し競争的である
3 : ある程度競争的である
4 : かなり競争的である
5 : 極めて競争的である

アビリティ

アビリティのレベルが、1~5の数値で表されています。
数値が大きくなるほど、その仕事に対するアビリティの重要度が高くなります。
以下に、アビリティ名称・内容の詳細を記載しています。
アビリティ一覧
名称 内容
発話理解 発話された単語や文の中で示されている情報やアイデアを、聞き取り理解する能力。
記述理解 書き言葉として記述された情報やアイデアを読んで理解する能力。
発話表現 他の人が理解できるように、発話によって情報やアイデアを伝える能力。
記述表現 他の人が理解できるように情報や考えを記述して伝える能力。
アイデアや代案を数多く生み出す力 あるテーマについて、アイデアや代案を多く思いつく能力(質や正確さ等は問わない)
例:新商品の名前をできるだけ多く考案する。
独創性 与えられたトピックや状況について特別な、あるいは良いアイデアを思いついたり、問題解決のために創造的な方法を構築したりする能力。
トラブルの察知 発生した問題やトラブルに気がつき、指摘する能力。(問題の解決までは含まない)
例:家電のコンセントが刺さっていないことに気づく。クライアントの微妙な雰囲気の違いから、悩みごとに気づく。
演繹的推論 課題に直面した時に、様々な方法やルールを応用して、課題を解決してゆく能力
帰納的推論 多くの情報をまとめて、それらに共通する問題解決の方法や結論を探し出す能力
法則に基づいた情報の並べ替え ある決まりに従って、順序を整え、並べ替える能力(数字、文字、言葉、絵など)
例:特定の年齢層に合った商品を在庫が多い順に陳列する。
カテゴライズ 物事を分類するために、新たな規則を考えたり、活用したりする能力。
例:強度やコストなどの特徴によって、人工繊維を分類する。
数学的推論 問題を解くために、正しい数学的な手法や公式を選択する能力。
演算力 四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)を素早く正確に行う能力。
記憶力 単語や、数、図画、手続きなどの情報を覚える能力。
知覚速度 文字、数字、モノ、図画、パターンについて、共通点や相違点を素早く見分ける能力。
例:高速で移動する組立ラインにおいて、部品に欠陥がないか検査する。
自他の位置関係の把握 自分や周囲の物事について、空間的な位置関係を正しく把握する能力。
例:間取り図を使って、ショッピングモールにあるお店の位置を確認する。
モノの見え方に関する想像力 物が動いたり、位置が変わった時に、どのように見えるかを正しく想像できる能力。
例:図面に従って金属製の収納棚を組み立てる。
選択的注意(集中する力) 一定の時間にわたって気を散らされることなく、1つのタスクに集中する能力。
例:侵入者に備えて夜勤の間、監視カメラの映像モニターを監視する。
マルチタスク 2つ以上の活動や情報源(発話、音、触覚等)の間で注意を切り替えながら同時に処理する能力。
例:時速50kmで自動車を運転しながら、道路標識を読み取る。
腕と手の安定 腕と手をある位置で固定するときに、しっかりキープできる能力。
例:針に糸を通す。
手腕の器用さ モノをつかんだり、操作したり、組み立てたりするために、手、手と腕、あるいは両手を素早く動かす能力。
例:電球をソケットに差し込む。接着剤が乾かないうちに箱を素早く組み立てる。
指先の器用さ とても小さなモノをつかんだり、操作したり、組み立てたりするために、片手、もしくは両手の指を正確に円滑に連動させる能力。
例:小型腕時計の中の機械を組み立てる。
一瞬で素早く反応する力 音、光、図画などの信号が現れたとき、素早く反応する能力。
例:歩行者が車の前に飛び出してきたとき、すぐにブレーキを踏む。
手首と指の動作速度 指・手・手首を、何度も同じように素早く動かす能力。
例:飲食店で食材を同じ厚みに切り分ける。キーボードを用いて文章を素早くタイピングする。
腕や脚の動作速度 腕や脚を素早く動かす能力。
例:不良品がラインに流れてきたら素早く外に出す。高所の足場へ素早く登る。ハエたたきでハエを叩く。
筋力 持ち上げる、押す、引っ張る、運ぶ、支える、投げるなど、筋力を発揮する能力。
持久力(スタミナ) 長時間にわたって息切れすることなく、身体的に自分の体を使う能力。
平衡感覚 不安定な場所で体のバランスを維持したり取り戻したり、まっすぐな状態でいる能力。
近接視力 近い距離(20~40cm程度)のものを詳細に見る能力。
遠隔視力 離れたものを詳細まで見る能力。
色の違いを見分ける力 複数の色の中から同じ色を言い当てたり、色の違いを指摘したりする能力。これには、色調(Shade)、明度(Brightness)の弁別を含む。
奥行きの知覚(遠近感覚、深視力) 自分から近い位置にある物体と遠い位置にある物体を判別する能力。あるいは、自分と物体の距離を判断する能力。
例:クレーンを操作して、トラックの荷台から地面に材料を移動する。
聴覚の感度 音程や音量の違いを聴き分ける能力例:車のエンジンの音から、どこが悪いかを判断する。楽器を調律する。
聴覚的注意(特定の音を聞き分ける力) 様々な音が聞こえている中で、1つの音源に注意を向ける能力。
例:混雑した空港で自分の乗る便のアナウンスを聞く。
発話明瞭性 他者が理解できるように明瞭に話す能力。内容の分かりやすさではなく、音として聞き取りやすいかどうか。例:スポーツイベント中にスタジアム全体にアナウンスをする。