ページ内移動リンク
職業について、内容、就労する方法、求められる知識・スキルや、どのような人が向いているかなどが総合的にわかるサイトです
路線バスを運転し、安全にかつ運行時刻を守って乗客を目的地まで運ぶ。 自分の所属する営業所に出勤して、その日の運行予定路線と運転する車両を確認する。エンジンオイルや燃料の油量の確認、ブレーキの利きぐあいのチェック、あるいはドアの開閉装置の点検といった車両の仕業点検を行い、運行管理者等から所定の点呼を受けた後、予定に従って運行を行う。 乗客の乗降が終わると、安全を確認して乗降扉を閉め、発進する。停留所では乗降扉の開閉、運賃の収受、回数券・バスカードの発売などを行い、走行中は次停留所の案内アナウンスのボタンを押したり、マイクを使って注意を喚起したりする。乗客の求めに応じて、行き先や乗り換え場所、所要時間や周囲の地理の簡単な案内など、応対を行う。 多くの人が利用する公共性の高い乗り物であり、乗客がケガをすることがないよう、周囲の交通事情を見通した安全運転を第一に、時刻表通りの運行ができるよう気を配る。運行を終えると車内を点検して遺失物の有無を確認し、収納した運賃を精算し、作業日報に走行距離などを記入して終業点呼を受けて仕事が終わる。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等 バス
掲載している職業情報について(ご意見募集など)
[ 動画 ]
グラフの目盛り
学歴は不問だが、就業には大型第二種自動車運転免許が必要となる。大型第二種自動車運転免許の受験資格は所定の免許を取得し、その運転経験が通算3年以上であることなどが条件となっている。そのため、観光バス運転手、トラック運転手、タクシー運転手といった運転を職業とする人からの転職者が多い。入社後会社で大型第二種免許取得を支援する場合も増えている。 採用に当たっては、運転の技能だけでなく、注意力や目と手足の正確で敏速な共応といった適性が重視される。また、接客業務もあるので、礼儀正しく、丁寧な態度も重視される。採用されると1~2カ月の就業前訓練を受け、乗客に対する接遇態度、運転の実地訓練、各路線のコース、周辺の地理などについて学習する。訓練修了時に行われる各営業所での実地試験に合格した後、業務に就く。 定年まで運転手の仕事を続ける者が多いが、運行管理や事務に異動し、営業所の所長になる人もいる。事務職や管理職となる場合、社内試験制度があるケースもある。
関連資格
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の訓練等の期間(学歴を除く)を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の実務経験の期間を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業に就いた後に、周囲から特別なサポートが無くても他の一般的な就業者と同じように働けるようになるまでに必要な期間を表します。あくまで一般論ですので、職歴等により差があります。
人口の集中する都市部に仕事が多いが、働く場所はバス路線の通っている全国である。民営のバス会社のほか、私鉄のバス部門、地方自治体の交通局などに勤務する。 就業者は男性が多いが、女性も少しずつではあるが増えている。 バスは早朝から深夜まで、1年中休みなく運行しているため、勤務は早朝から運行するダイヤ、深夜まで運行するダイヤ、朝夕のラッシュ時間帯のみを運行するダイヤなどを組み合わせて編成されている。高速バスなどの長距離路線バスを担当する場合には、2日間勤務し、1日休暇を得ているケースや、4日間勤務し、1日休暇を得るケースなどがある。交替制のため、公休日は必ずしも日曜になるとは限らない。一日の労働時間は、通常6~7時間の乗務となっているが、残業もある。ただし、安全のため運転時間の上限などの基準が定められている。 通常は月給制であり、諸手当などの占める割合が高いのが特徴的となっている。 路線バスは、公共交通機関として欠くことのできないものであるため、国や地方公共団体から各種の補助金を受けて運行される路線が増えている。今後も、地域の重要な交通手段としてその役割を果たすと考えられる。
路線バス運転手が属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「路線バス・貸切バス運転手」等)に対応する統計情報です。
※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。
※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。
※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。
就業者統計データ
就業者数
(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)
労働時間
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
賃金(年収)
年齢
賃金分布(グラフ)※全国のみ
ハローワーク求人統計データ
求人賃金(月額)
(令和5年度)
有効求人倍率
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。
路線バス運転手が属する産業(運輸業,郵便業)の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら)
グラフの数値が大きいほど、労働者が不足と判断している。
運輸業,郵便業のグラフを見る
グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。
運輸業、郵便業のグラフを見る
残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 路線バス運転手が属する産業(運輸業,郵便業)で検索ができます)
各数値の詳細解説ページはこちら
どのようなスキルがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のスキルと比較することができます。
どのような分野の知識が重要であり、必要かを表しています。前職や自分自身の知識と比較し、不足する分野を特定することができます。
どのようなアビリティがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のアビリティと比較することができます。
この職業に就いている人はどのようなことに興味がある人が多いかを表しています。自分の職業興味とあっているか、確認することができます。
この職業ではどのような点で満足感を得やすいかを表しています。あなたが重要だと思う価値観について満足感を得やすい職業かどうか確認することができます。
仕事の場所や対人業務の頻度などの、職場環境や仕事の内容などを表しています。