ページ内移動リンク
職業について、内容、就労する方法、求められる知識・スキルや、どのような人が向いているかなどが総合的にわかるサイトです
スポーツ店において、競技や趣味としてスポーツを楽しむ人たちのために、様々なスポーツ用品を販売する。 スポーツ店には、スポーツ全般を扱う総合店、特定のスポーツ用品に特化した専門店などがある。規模も大型店や中小の小売店など多様であるが、仕事は通常、品揃え・仕入れ、店舗演出、接客・サービス、販促企画の4つの柱からなっている。大型店ではそれぞれ担当が分かれているが、中小の小売店では一人で全て行うことが多い。 まず、メーカーが開催する見本市と呼ばれる商談会に参加し、次のシーズン(夏であればマリンスポーツ、冬であればスキーなど)の商品を仕入れる。仕入担当は新製品の動向、流行などに常に注意して販売計画を立て、数量を決定する。 次に、店舗に送られてきた仕入れた商品を、店全体のレイアウトを考えて陳列し、主力商品などはディスプレイする。来店客には、スポーツそのもののアドバイスを含めて商品のサイズ、機能、デザイン、カラー、特徴、使用方法などをわかりやすく説明し、商品が決まったら包装して代金を精算する。商品に加工が必要であったり、配送する場合などは、その手続を行う。購入した商品の相談や修理に訪れる顧客へのサービスも行う。 原則として、季節商品はシーズン中に売り切ることが重要となる。商品の仕入れは半年前の見本市を参考にして行うため、常日頃からメーカーの担当者と折衝し、売れる商品を確保するとともに、売れない商品などは早めに見極め、値引きして処分する能力が求められる。 また、地域の学校や部活動のチーム向けにユニフォームなどを販売する外商も大切な仕事である。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等 レジ(小売店、レストラン等)
掲載している職業情報について(ご意見募集など)
[ 動画 ]
グラフの目盛り
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。採用は、大型店では学校を通じた定期採用、中小小売店では求人広告や縁故などによる採用が多い。大型店の場合は、採用後に適性や希望に応じて販売、事務、倉庫、配送センターなどの各部門に配属されることもある。 関連する資格として「販売士」があり、小売業全般を理解する上で役立つものとして、取得を奨励しているところもある。 スポーツ自体に興味があること、お客が納得する説明能力やテキパキした応対ができること、顧客のプレーの向上を考えるサービス精神などが求められる。 目まぐるしく変わる流行、消費者動向を素早くキャッチする能力や、スポーツ全般についての知識を広く深く持つことが重要になる。未経験のスポーツ関連商品の販売を担当することになった場合、そのスポーツを理解する努力も大切である。 経験を積み、主任、店長へと昇進の可能性がある。小規模の小売店に勤務した場合は、独立も考えられるが、豊富な経験と経済動向をキャッチする能力が必要である。
関連資格
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の訓練等の期間(学歴を除く)を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の実務経験の期間を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業に就いた後に、周囲から特別なサポートが無くても他の一般的な就業者と同じように働けるようになるまでに必要な期間を表します。あくまで一般論ですので、職歴等により差があります。
勤務先は、スポーツ用品店であり、賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。 店舗の形態によって様々であるが、一般的な傾向として日曜・祝日が忙しくなることもあって平日を定休日とするところが多い。営業時間が長いため、早番・遅番などのシフト制を採用している店もある。 アルバイト比率も高いが、正社員は高度な知識や用具の修理・調整技能が求められている。 海外ブランドの専門ショップやスポーツ量販店に加え、インターネットやアウトレット店など新たな販売形態が加わったことによって、スポーツ用品市場も変化しており、安さと品揃えの豊富さが求められるようになっている。ただ高価格であっても、スポーツという目的上、価格に関わらず高性能を求める人は一定数いるため、専門性の高い店への需要もある。
スポーツ用品販売が属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「他の商品販売店員」等)に対応する統計情報です。
※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。
※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。
※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。
就業者統計データ
就業者数
(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)
労働時間
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
賃金(年収)
年齢
賃金分布(グラフ)※全国のみ
ハローワーク求人統計データ
求人賃金(月額)
(令和5年度)
有効求人倍率
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。
スポーツ用品販売が属する産業(卸売業,小売業)の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら)
グラフの数値が大きいほど、労働者が不足と判断している。
卸売業,小売業のグラフを見る
グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。
小売業のグラフを見る
残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 スポーツ用品販売が属する産業(卸売業,小売業)で検索ができます)
各数値の詳細解説ページはこちら
どのようなスキルがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のスキルと比較することができます。
どのような分野の知識が重要であり、必要かを表しています。前職や自分自身の知識と比較し、不足する分野を特定することができます。
どのようなアビリティがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のアビリティと比較することができます。
この職業に就いている人はどのようなことに興味がある人が多いかを表しています。自分の職業興味とあっているか、確認することができます。
この職業ではどのような点で満足感を得やすいかを表しています。あなたが重要だと思う価値観について満足感を得やすい職業かどうか確認することができます。
仕事の場所や対人業務の頻度などの、職場環境や仕事の内容などを表しています。