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職業について、内容、就労する方法、求められる知識・スキルや、どのような人が向いているかなどが総合的にわかるサイトです
イベントの企画・運営会社(以下「イベント会社」という。)等において、主催者、スポンサー、出展者などの関係者と調整しながらイベントを企画し、集客、イベント当日の進行や現場管理等の運営を行う。 イベントには、地域での催しや商業施設等における企業の販売促進等の小規模なものから、多くの観客を集客する音楽やスポーツ、見本市等の大規模なものまである。イベント会社等は、イベント開催を希望する事業者等からの発注、自治体等のコンペや入札等によりイベント企画・運営業務を受託する。自社企画によりイベントを実施する場合もある。 担当するイベントの種類や内容は、イベント会社の得意分野によって異なるが、以下で一般的な業務のながれについて述べる。 まず、イベントの企画担当者が関係者からの要望等を踏まえてイベントの企画案を作成する。その後、関係者とのミーティングを行い、イベントの規模や内容、予算等を決定する。内容が決まったら、関係者等の協力を得ながら宣伝活動を開始する。SNS、ビラ配り、予算に応じてテレビ・ラジオ・新聞広告を出すなど、様々な媒体を用いて集客する。また、当日のイベントの進行や運営スタッフの確保と役割分担等を決定し、当日までのスケジュール管理を行う。会場設営、会場の案内や警備等の現場対応を業者に委託する場合には、それぞれとの調整を行う。 イベント運営時には、運営スタッフの指導、イベントの進行や現場管理等を行いイベントが安全に進行するよう指揮をとる。イベント終了後には、関係者への報告や精算を行う。 仕事をする上で苦労を感じるのは、イベントで予期しない問題が生じたとき、集客がうまくいかないとき、屋外イベントや長時間労働で体力が消耗したときなどである。達成感ややりがいを感じるのは、自身の企画・運営力を発揮し、イベントの参加者が楽しんでくれたり、紹介した商品等の魅力が伝わったとき、イベントが成功して関係者から感謝されたときなどである。 ◇よく使う道具、機材、情報技術等 パソコン、スマートフォン、事務処理ソフト(文書作成、表計算、プレゼンテーション)、プリンター
掲載している職業情報について(ご意見募集など)
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グラフの目盛り
※実施順は、必ずしもこの順番どおりにタスクが実施されているとは限りません。職業によって、より一般的なタスクから並べたり、同時並行で実施するタスクを便宜的に並べたりしている場合があります。
入職にあたって必要とされる特定の学歴や資格はない。求人サイトやイベント会社のホームページから募集される場合もあるが、アルバイトとしてイベントに関わった機会などをきっかけに採用に至るケースもある。 入社後数ヶ月は業務の流れや現場を学び、その後、先輩や上司の指示のもとで一部の業務や小さなイベントを担当する。経験を積んだ後は、調整業務のまとめ役や大規模イベントの担当、イベント全体の責任者等になっていくことが多い。 求められる知識やスキル等では、該当イベントに関連する知識やスキル、運営に関する豊富なノウハウ、多くの関係者と調整しながら業務を進めるコミュニケーション能力、人脈をつくる力、スタッフをまとめ上げるリーダーシップ力、予期せぬトラブルに冷静かつ迅速に対処する力などが挙げられる。
関連資格
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の訓練等の期間(学歴を除く)を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の実務経験の期間を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業に就いた後に、周囲から特別なサポートが無くても他の一般的な就業者と同じように働けるようになるまでに必要な期間を表します。あくまで一般論ですので、職歴等により差があります。
勤務地はイベント時に集客をしやすい都市部に多い。社員の男女比、年齢構成は、会社により異なる。雇用形態は、正社員が多い。賃金、労働時間等の労働条件は勤務先の規定による。業務成績等が評価され、処遇に反映される場合もある。また、フレックスタイム制や見なし労働時間制が導入されている場合があり、業務の内容によって、土日勤務や夜間の勤務を行う場合もある。 近年コロナ禍を経てイベントの開催数が回復する中で、新たなイベントの開催形態として、オンラインイベントや、対面とオンライン併用のハイブリッドイベントが行われるようになるなど、イベント開催の方法には大きな変化が見られる。
イベントの企画・運営が属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「企画・調査事務員」等)に対応する統計情報です。
※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。
※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。
※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。
就業者統計データ
就業者数
(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)
労働時間
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
賃金(年収)
年齢
賃金(1時間当たり)※全国のみ
賃金分布(グラフ)※全国のみ
ハローワーク求人統計データ
求人賃金(月額)
(令和5年度)
有効求人倍率
月別求人賃金 ※全国のみ
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。
イベントの企画・運営が属する産業(生活関連サービス業、娯楽業)の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら)
グラフの数値が大きいほど、労働者が不足と判断している。
生活関連サービス業、娯楽業のグラフを見る
グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。
医療、教育のグラフを見る
残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 イベントの企画・運営が属する産業(生活関連サービス業、娯楽業)で検索ができます)
各数値の詳細解説ページはこちら
どのようなスキルがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のスキルと比較することができます。
どのような分野の知識が重要であり、必要かを表しています。前職や自分自身の知識と比較し、不足する分野を特定することができます。
この職業に就いている人はどのようなことに興味がある人が多いかを表しています。自分の職業興味とあっているか、確認することができます。
この職業ではどのような点で満足感を得やすいかを表しています。あなたが重要だと思う価値観について満足感を得やすい職業かどうか確認することができます。
仕事の場所や対人業務の頻度などの、職場環境や仕事の内容などを表しています。
どのようなアビリティがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のアビリティと比較することができます。
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