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職業について、内容、就労する方法、求められる知識・スキルや、どのような人が向いているかなどが総合的にわかるサイトです
家庭や職場を訪問しながら、口紅、ファンデーション、化粧水、乳液などの化粧品を美容相談にのりながら販売する。 仕事の流れとしては、まず、所属する会社の営業所で開かれる定例のミーティングに参加し、自分の販売計画や目標を確認する。その後、自分の担当する販売地域の顧客を訪問し、まずカタログなどで説明する。訪問先では、顧客が興味を示したら、肌の状態や手入れ方法について会話をしながら、商品の説明や正しいメーキャップの方法などを指導し、肌の状態に合った化粧品をすすめ、専門的なアドバイスを行う。顧客が購入の意思を示した場合は、勧誘の最初にあらかじめ知らせている価格を提示し販売の契約をする。季節ごとに発売される新商品の紹介を行うこともある。販売後は、顧客の肌の状態や、商品に対する満足感をたずねるなどのアフターサービスを行う。購入した商品の返品を求められた場合、クーリング・オフ制度によって速かに返金を行うこともある。 このほか、多様化するニーズに応えて、美容機器、健康食品や女性用下着などの販売を行うこともある。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等 普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)
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グラフの目盛り
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。採用は随時、化粧品メーカーや化粧品販売会社の各営業所単位で受け付けている。 販売員になると未経験の人でも販売を行えるよう化粧品メーカーや販売会社等が開催する講習や研修を受ける。内容は、化粧品や美容の基礎知識、具体的な訪問販売の方法などで、未経験の人にも対応した研修体制が用意されている。基礎知識を習得した後、実際の販売業務に就くが、その後もメーキャップやスキンケアの方法など、業務関連知識やスキルを高めるための研修が個人のレベルに応じて行われる。高度な内容の研修も用意されており、熱心な販売員はスキルアップのために様々な努力をしている。 販売員としての実績を上げて実力がついてくると、営業所を開設する道も開ける。 開設にあたり化粧品メーカー等が独立支援制度を設けている場合もある。営業所は、化粧品メーカー等の支店と販売員をつなぐ場所であり、販売活動の最前線としての役割だけでなく、商品管理、販売員の指導育成などの役割も増えるが、販売員よりも高い収入が見込まれる。 初対面の顧客にも訪問活動を受け入れてもらえるようなコミュニケーション能力や根気強さが望まれる。訪問しても一回ではなかなか販売に結び付かないため、商品の良さや販売員本人の人柄を理解してもらえるまで何度も足を運んで話をする中で、顧客との信頼関係を築き上げて行くことが大切である。相手の立場に立って相談に応じ、継続的な信頼関係を構築できることが求められる。
関連資格
関連する資格はありません
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の訓練等の期間(学歴を除く)を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の実務経験の期間を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業に就いた後に、周囲から特別なサポートが無くても他の一般的な就業者と同じように働けるようになるまでに必要な期間を表します。あくまで一般論ですので、職歴等により差があります。
大きな化粧品メーカーの場合、営業所は全国に分布しており、販売員が転居した場合でも、経験を生かして働ける。就業者のほとんどは女性で、主婦層が中心である。販売員は正社員、契約社員等として雇用される場合もあるが、個人事業主として化粧品メーカー等と委託販売契約等を結ぶ形態が多い。 収入は歩合制となっていることが多い。歩合の割合は均一ではなく、月間売上が多くなればなるほどマージンは大きくなる。 近年、ドラッグストアチェーンの急速な普及やインターネット通販の需要拡大、コンビニエンスストアでの取扱いなど化粧品の販売チャネルが多様化していること、あるいは女性の在宅率の低下から、訪問販売の需要は縮小傾向にある。 一方、高齢化が進み、シルバー世代の化粧品購入も増えている。訪問販売のスタイルは、シルバー世代の化粧品利用者との親和性が高いことが注目されている。
化粧品訪問販売が属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「商品訪問・移動販売員」等)に対応する統計情報です。
※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。
※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。
※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。
就業者統計データ
就業者数
(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)
労働時間
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
賃金(年収)
年齢
賃金分布(グラフ)※全国のみ
ハローワーク求人統計データ
求人賃金(月額)
(令和5年度)
有効求人倍率
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。
化粧品訪問販売が属する産業(卸売業,小売業)の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら)
グラフの数値が大きいほど、労働者が不足と判断している。
卸売業,小売業のグラフを見る
グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。
小売業のグラフを見る
残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 化粧品訪問販売が属する産業(卸売業,小売業)で検索ができます)
各数値の詳細解説ページはこちら
どのようなスキルがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のスキルと比較することができます。
どのような分野の知識が重要であり、必要かを表しています。前職や自分自身の知識と比較し、不足する分野を特定することができます。
どのようなアビリティがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のアビリティと比較することができます。
この職業に就いている人はどのようなことに興味がある人が多いかを表しています。自分の職業興味とあっているか、確認することができます。
この職業ではどのような点で満足感を得やすいかを表しています。あなたが重要だと思う価値観について満足感を得やすい職業かどうか確認することができます。
仕事の場所や対人業務の頻度などの、職場環境や仕事の内容などを表しています。