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職業について、内容、就労する方法、求められる知識・スキルや、どのような人が向いているかなどが総合的にわかるサイトです
タクシー会社で利用客からの電話を受け、無線設備や車両検索用端末、電話機など通信関係機器を操作して送迎の手配をする。 配車に関しては、利用客への適切で丁寧な対応を行うとともに、車両の効率的な運行管理をする必要があるため、車両の位置を的確に把握し、迅速に配車を指示しなければならない。 利用客からの電話を受け、必要な台数、行き先と時間などの希望を聞き、氏名、電話番号、配車場所などを確認する。依頼を受けた場所周辺にいる空車を端末で検索し、空車が見つかると、車両番号を確認し、無線で配車の指示を出して、お客の氏名、電話番号、場所を伝える。待たせていたお客に、手配したタクシーの車両番号と到着時間を回答して電話を切る。お客を電話口で待たせないために、これらの一連の作業を短時間で行うよう心がける。 配車指示を行うごとに、配車タクシーの車両番号、配車場所等の記録を端末に入力する。また、無線によってタクシー運転者から伝えられる交通事故などの緊急事態へ対応したり、お客の忘れ物を探すための連絡や手配などのサービスも行う。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等 車両検索用端末、電話、配車アプリ、無線設備、パソコン
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グラフの目盛り
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。無線局を設置しているタクシー会社の配車センターでは、無線設備を操作する一定の資格をもった無線従事者を配置するように義務づけられているため、「無線従事者(陸上)」の資格(第3級陸上特殊無線技士以上)があると有利である。高校で電気、電気通信関係の学科を学習するか、同等以上の知識をもっていると有利である。事務関係の職員としてハローワークや求人広告等により採用しているが、同じ会社のタクシー運転者や事務員からの配置転換や中途採用するケースもある。 資格や業務知識がない場合、入社後に研修を行い、養成課程の講習会に参加、無線従事者の資格を取得させる場合がある。電話応対、端末操作、地理知識の習得などは、就職後に会社で職場研修として実際の仕事を通して、経験者が訓練する方法などがとられている。 電話での応対には丁寧で明瞭な言葉遣いが必要となる。また、配車の指示は、正確ですばやい対応が求められる。仕事の性質上、地理にも詳しい必要がある。緊急時には迅速、的確な対応が求められる。
関連資格
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の訓練等の期間(学歴を除く)を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の実務経験の期間を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業に就いた後に、周囲から特別なサポートが無くても他の一般的な就業者と同じように働けるようになるまでに必要な期間を表します。あくまで一般論ですので、職歴等により差があります。
配車センターなどで働いている。大都市の大きな配車センターでは常に複数の配車オペレーターが働いている。 タクシーは24時間営業なので、夜間や休日も含めて3交替制などがとられている。夜間や悪天候の日などは客の配車依頼が集中する。また電車やバスの最終便前後の時間帯も、タクシー利用者が集中する傾向がある。混雑時には、客との電話の対応と無線を使った配車指示を分担して行うことがある。 交替制勤務のため、賃金は、夜勤手当、休日給などの諸手当を含めた月給制がとられていて、運転者とは違った賃金体系となっている。 専用端末のIT化に伴い特定の地域ごとに配車センターを設置する必要がなくなっていることもあり、効率化を図るために配車センターを統合・集約していく傾向もある。またシステムによる自動化も検討されている。 最近では配車アプリの台頭に伴い、タクシー配車オペレーターの業務をアプリで行えるようになりつつある。このため、オペレーター業務は拠点の統廃合などの動きなどから需要は縮小することが見込まれる。
タクシー配車オペレーターが属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「運行管理事務員」等)に対応する統計情報です。
※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。
※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。
※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。
就業者統計データ
就業者数
(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)
労働時間
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
賃金(年収)
年齢
賃金分布(グラフ)※全国のみ
ハローワーク求人統計データ
求人賃金(月額)
(令和5年度)
有効求人倍率
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。
タクシー配車オペレーターが属する産業(運輸業,郵便業)の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら)
グラフの数値が大きいほど、労働者が不足と判断している。
運輸業,郵便業のグラフを見る
グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。
運輸業、郵便業のグラフを見る
残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 タクシー配車オペレーターが属する産業(運輸業,郵便業)で検索ができます)
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どのようなスキルがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のスキルと比較することができます。
どのような分野の知識が重要であり、必要かを表しています。前職や自分自身の知識と比較し、不足する分野を特定することができます。
どのようなアビリティがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のアビリティと比較することができます。
この職業に就いている人はどのようなことに興味がある人が多いかを表しています。自分の職業興味とあっているか、確認することができます。
この職業ではどのような点で満足感を得やすいかを表しています。あなたが重要だと思う価値観について満足感を得やすい職業かどうか確認することができます。
仕事の場所や対人業務の頻度などの、職場環境や仕事の内容などを表しています。