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職業について、内容、就労する方法、求められる知識・スキルや、どのような人が向いているかなどが総合的にわかるサイトです
報道番組、ドキュメンタリー、ドラマ、バラエティ、音楽番組などテレビやラジオの様々な番組を作るために、現場で出演者や撮影・照明・音声などのスタッフを指揮する。 放送ディレクターは、制作プランやスケジュールにしたがって台本やスタッフを決める。番組で使うVTRを事前に編集スタッフに指示して、準備することもある。放送前には、カメラ・音声・照明などの技術、大道具・小道具、衣装といった美術について、放送技術者やアートディレクターと打ち合わせを行う。また、番組に合った出演者や脚本家、作曲家などを集めて、演出のイメージをふくらませる。 リハーサルでは、出演者に動きを伝え、技術・美術のでき具合をチェックする。 どのように演出するか決めた後、生放送や収録の本番に入る。本番が始まると調整室に入り、数台のモニターを見ながら、開始のキュー(合図)など指示を出す。スタジオ内では、補佐役のディレクターやアシスタントディレクターが指示をイヤホンで聞き、出演者やカメラマン、美術スタッフに伝える。 必要な場面の収録のために、スタジオの外でのロケや中継放送の指示をすることもある。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等 動画編集ソフト、音声編集ソフト、パソコン、撮影機材、音声機材
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グラフの目盛り
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、大卒者が一般的である。幅広い知識や教養、基礎的な語学力、文章力、芸術的なセンスなどが求められる。 放送局に入職後、適性や希望により制作セクションに配属され、アシスタントディレクターとして実務を通して番組制作の基本を身につける。 放送局の社員ディレクターのほかに番組制作プロダクションに所属するディレクターもいる。近年のテレビ番組制作は制作プロダクションへの外注が多いため、制作プロダクションとしても、有能な人材を必要としている。 フリーのディレクターとして独立する場合もある。 番組を作るために豊かな表現力が必要となるため、担当する分野により、芸術や歴史、科学等の素養が求められる。社会や経済の動き、視聴者のニーズなどを理解し、番組に結びつける構想力も必要となる。また、何十人ものスタッフを統率できるリーダーシップや協調性も求められる。
関連資格
関連する資格はありません
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の訓練等の期間(学歴を除く)を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の実務経験の期間を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業に就いた後に、周囲から特別なサポートが無くても他の一般的な就業者と同じように働けるようになるまでに必要な期間を表します。あくまで一般論ですので、職歴等により差があります。
全国のテレビ・ラジオ放送局、番組制作プロダクションに勤務する。放送局の多い大都市で働くことが多い。プロダクションは規模は様々であり、ドキュメンタリー、ドラマ、バラエティ、CMなど得意とする分野が異なる。スタジオ内で働くことが多いが、番組によっては野外でロケを行ったり、野外から中継を行う場合もある。 番組制作に入ると、放送日に間に合わせるために休みがなかなか取れず、朝から夜間までスタジオや編集室で働くこともあり、労働時間は不規則になる。また、取材やロケにでることもあるため、決まった曜日や時期に休みを取ることが難しい。 放送局の給与は月給制で、各社の規定による。残業などの基準外賃金が多く、総収入では他の職種より高くなるケースもある。プロダクションでは、出来高払の賃金を採用するところもあるが、この場合、収入は仕事に応じて変動する。また、フリーのディレクターもプロダクションと契約を結んで仕事をしているため、収入も勤務時間も仕事の受注次第となる。
放送ディレクターが属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「プロデューサー、演出家」等)に対応する統計情報です。
※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。
※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。
※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。
就業者統計データ
就業者数
(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)
労働時間
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
賃金(年収)
年齢
賃金分布(グラフ)※全国のみ
ハローワーク求人統計データ
求人賃金(月額)
(令和5年度)
有効求人倍率
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。
放送ディレクターが属する産業(情報通信業、生活関連サービス業,娯楽業)の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら)
グラフの数値が大きいほど、労働者が不足と判断している。
情報通信業のグラフを見る 生活関連サービス業,娯楽業のグラフを見る
グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。
情報通信業のグラフを見る 娯楽業のグラフを見る
残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 放送ディレクターが属する産業(情報通信業、生活関連サービス業,娯楽業)で検索ができます)
各数値の詳細解説ページはこちら
どのようなスキルがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のスキルと比較することができます。
どのような分野の知識が重要であり、必要かを表しています。前職や自分自身の知識と比較し、不足する分野を特定することができます。
どのようなアビリティがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のアビリティと比較することができます。
この職業に就いている人はどのようなことに興味がある人が多いかを表しています。自分の職業興味とあっているか、確認することができます。
この職業ではどのような点で満足感を得やすいかを表しています。あなたが重要だと思う価値観について満足感を得やすい職業かどうか確認することができます。
仕事の場所や対人業務の頻度などの、職場環境や仕事の内容などを表しています。