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消防官

消防官

職業別名

救急救命士(消防員) 救急隊員 消防士 消防吏員 消防隊員 レスキュー隊員

職業分類

属する産業

公務(他に分類されるものを除く)   (クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移ります)

どんな仕事?

 火災や交通事故更に地震、水害などのさまざまな災害現場に急行し、火災の消火や人命救助にあたる。  24時間交替制で消防署に待機し、119番通報による災害発生の連絡を受けて、消防車で現場に出場する。  火災の場合には、ポンプ車を消火栓や防火水槽などの消防水利付近に停め、消防車の中から吸管を伸ばし、吸水を行う。空気呼吸器を背負って建物内に入り、室内を注水しながら、逃げ遅れた人がいないかどうか確認を行う。高所に逃げ遅れた人がいる場合には、はしご車の梯体を伸ばして救出を行う。石油や化学薬品などの危険物火災の場合には、化学車などから泡消火薬剤を使用して消火する。鎮火の後には、焼け残ったものから再び火が出ることがないように、水をかけて完全に消火する。火災現場を検証し、原因の調査なども行う。  交通事故の場合には、救助資器材を活用して事故車両のドアをこじ開けたり、車体を切断するなどして、車内に取り残された要救助者を救出する。水難救助や山岳救助に出動することもある。  出動のないときには、事務処理、機材の整備点検、消火や救助の訓練を行う。夜間には仮眠もとる。  また、火災予防にかかわる消防職員は、ビルや建物などに赴いて火災報知器やスプリンクラーなどの防災設備の設置状況の検査や改善指導を行う。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  ポンプ車、化学車、空気呼吸器、救助資器材、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

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[ 動画 ]

タスク(職業に含まれるこまかな仕事)

実施率
タスク内容
88.1 %
災害発生の通報を受け、消防車で現場に急行する。
80.6 %
火災の状況を把握し、ホースを延ばして放水し、消火活動を行う。
77.6 %
消火活動や救助活動の訓練をする。
77.6 %
建物内に入り、内部から注水しながら、逃げ遅れた人がいないかどうか確認する。
65.7 %
防火や防災、消火活動に関する講習会や消防訓練を開催し、地域の防災意識の啓発をする。
65.7 %
傷病者を現場から救出し、応急手当を施し、医療機関に搬送する。
64.2 %
逃げ遅れた人を救助するために、はしご車を使用したり、建物の中に入る。
62.7 %
火災後の現場検証を行い、火災原因を調べる。
59.7 %
人工呼吸法などの一次救命措置講習会を地域住民を対象に開催する。
55.2 %
消防機械などを保守点検する。
46.3 %
事業所、百貨店、ホテルなどで、非常口や消火設備が備えられているか検査を行い、改善を指示する。

仕事の内容

グラフの目盛り

その職業で行う仕事の内容を職業間で比較可能な形で表しています。
情報を取得する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
情報を取得する 3.5
継続的に状況を把握する
継続的に状況を把握する 3.7
情報の整理と検知を行う
情報の整理と検知を行う 3.6
設備、構造物、材料を検査する
設備、構造物、材料を検査する 3.5
数値の算出・推計を行う
数値の算出・推計を行う 3.1
クオリティを判断する
クオリティを判断する 3.0
法律や規定、基準を適用する
法律や規定、基準を適用する 3.7
情報やデータを処理する
情報やデータを処理する 3.2
情報やデータを分析する
情報やデータを分析する 3.2
意思決定と問題解決を行う
意思決定と問題解決を行う 3.6
創造的に考える
創造的に考える 3.1
仕事に関連する知識を更新し、活用する
仕事に関連する知識を更新し、活用する 3.6
目標と戦略を策定する
目標と戦略を策定する 3.4
スケジュールを作成する
スケジュールを作成する 3.3
仕事を整理、計画する、優先順序を決める
仕事を整理、計画する、優先順序を決める 3.4
全身を使って身体的な活動を行う
全身を使って身体的な活動を行う 3.7
手と腕を使って物を取り扱い動かす
手と腕を使って物を取り扱い動かす 3.6
機械、および機械製造のプロセスをコントロールする
機械、および機械製造のプロセスをコントロールする 3.4
乗り物を運転・操縦する
乗り物を運転・操縦する 3.6
コンピュータを用いて作業を行う
コンピュータを用いて作業を行う 3.3
装置、部品、機器の図面を作成する、配列や仕様を設定する
装置、部品、機器の図面を作成する、配列や仕様を設定する 3.0
機械装置の修理と保守を行う
機械装置の修理と保守を行う 3.4
電子機器の修理と保守を行う
電子機器の修理と保守を行う 2.9
情報の文書化と記録を行う
情報の文書化と記録を行う 3.3
情報の意味を他者に説明する
情報の意味を他者に説明する 3.2
上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る
上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る 3.8
組織外の人々とコミュニケーションを取る
組織外の人々とコミュニケーションを取る 3.5
人間関係を構築し、維持する
人間関係を構築し、維持する 3.8
他者に対する支援とケアを行う
他者に対する支援とケアを行う 3.4
他者に対して売り込む、または他者の思考・行動が変容するよう働きかける
他者に対して売り込む、または他者の思考・行動が変容するよう働きかける 2.8
対立を解消させる、他者と交渉する
対立を解消させる、他者と交渉する 3.1
公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対する
公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対する 3.4
メンバーの仕事量や活動内容を調整する
メンバーの仕事量や活動内容を調整する 3.5
チームを構築する
チームを構築する 3.7
他者の訓練と教育を行う
他者の訓練と教育を行う 3.6
部下への指導、指示、動機づけを行う
部下への指導、指示、動機づけを行う 3.7
他者をコーチし、能力開発を行う
他者をコーチし、能力開発を行う 3.4
コンサルティングと他者へのアドバイスを行う
コンサルティングと他者へのアドバイスを行う 3.2
管理業務を遂行する
管理業務を遂行する 3.3
組織の人事管理を行う
組織の人事管理を行う 3.3
資源、資材、財源の監視と管理を行う
資源、資材、財源の監視と管理を行う 3.3

就業するには?

 消防組織は市町村単位で運営されているため、公務員試験(消防職員採用試験)に合格し、採用されることが必要である。採用後は、都道府県などに設置された消防学校に入学し、半年から1年かけて、消防法など消防にかかわる基礎的な知識、消防活動に必要な実務的な知識、消火の技術や機材の扱い方などの実務的な訓練を受けて、各消防署に配属される。危険物や人命救助にかかわる専門的な教育を受けてから、特別な勤務に就く場合もある。  危険を伴う仕事のため、何よりも体力が必要である。そのため、採用基準として、身長、体重、視力などの条件が求められる場合が多い。採用試験の際には、体力検査も実施される。  キャリア形成については、自治体の規模により最大10段階の階級制度がある。必要な勤続年数が満たされると昇進試験を受けることができる。現場での経験を積み、昇進試験に合格することで「消防士」から「消防士長」や「消防司令」などに昇進していく。

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学歴

この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。

入職前後の訓練期間、入職前の実務経験

労働条件の特徴

 勤務体制は、交替制勤務と毎日勤務とに分かれる。交替制勤務は、消火活動にあたる職員が交替で24時間勤務にあたる。当番と非番を繰り返し、交替で休みを取る。週の平均勤務時間は38時間45分となる。毎日勤務は、予防にかかわる職員が昼間の勤務にあたる。多くの場合、週38時間45分勤務で週休2日制となる。  待遇については、職務の特殊性や危険性が考慮され、各市町村の条例で定められている。  命をかけて人命を救う職業であり、勤務時間中は気が休まることはない。体力が必要な仕事である。  現在、当番と非番を組み合わせた二部制の勤務が主流であるが、当番、非番、日勤を組み合わせた三部制導入の動きもある。消防本部は全国に723あり、1,714の消防署が設置され、消防職員数は16万7,510人で、消防職員数は増加傾向にある(2022年4月現在*)。 *総務省消防庁 令和4年版 消防白書の概要

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統計データ

消防官が属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「消防員」等)に対応する統計情報です。

※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。

※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。

※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。

データ表示対象地域を選択(就業者統計データおよび求人統計データの都道府県別の数値が表示されます。)
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就業者統計データ

就業者数

(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)

全国
148,580
都道府県を選択すると都道府県別の数値が表示されます。

労働時間

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

全国
161
時間
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賃金(年収)

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

全国
350.2
万円
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年齢

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

全国
51.9
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賃金分布(グラフ)※全国のみ

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

ハローワーク求人統計データ

求人賃金(月額)

(令和5年度)

全国
20.3
万円
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有効求人倍率

(令和5年度)

全国
2.19
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一般的な就業形態

この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。

産業景況データ

消防官が属する産業(公務(他に分類されるものを除く))の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら

労働者過不足判断

グラフはありません。

法人企業景気予測

グラフはありません。

職場情報の検索・比較

残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 消防官が属する産業(公務(他に分類されるものを除く))で検索ができます)

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  • 陸上自衛官
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