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いかなる犯罪についても捜査することができ、捜査を遂げた上で、被疑者を起訴するか否かを決定し、起訴した事件について公判で立証して裁判所に適正な裁判を求め、裁判の執行を指揮監督する権限を持つ。 警察から送致された事件などについて、捜査記録を読むなどして証拠関係を分析し、自ら被疑者・参考人の取調べを行なったり、証拠の不十分な点について警察を指揮して補充捜査を行わせたりする。また、検察官が独自に捜査を開始し、関係者の取調べ、証拠品の捜索・差押えなどを行うこともある。 収集した証拠の内容を十分に検討した上で、確実に有罪判決が得られると判断した場合のみ、被疑者を裁判所に起訴する。罪を犯したことが証拠上、明白であっても、犯罪の軽重や情状などを考慮して不起訴(起訴猶予)とする場合もある。 起訴した事件について、裁判のために必要な書面や証拠を準備し、法廷において、証拠調べを請求し、証人尋問などを行って、被告人が犯罪を行ったことや情状などを立証し、事実及び法律の適用や求刑についての意見を述べる。 裁判所の判決に不服がある場合の上訴(控訴、上告)、判決確定後の刑の執行指揮なども、検察官の大切な仕事である。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等 文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン
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タスク(職業に含まれるこまかな仕事)
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仕事の内容
検察官には、主に検事と副検事がある。検事に任官するためには、①法科大学院を修了する、②法科大学院在学中に、一定の要件を満たす、③司法試験予備試験に合格する、のいずれかの資格を得て、司法試験に合格する必要がある。その後、約1年間の司法修習を経て、試験に合格すれば、裁判官・検察官(検事)・弁護士のいずれかになる資格を得ることができる。検事については、任官志望者の中から、能力・適性・人格・識見に優れた者が任命される。なお、原則として比較的軽微な事件のみを取り扱う副検事については、検察事務官などの中から選考試験を経て任命される。 検事については、採用後5年間程度は、基本的に地方検察庁で勤務して経験を積み、その後は、それぞれの適性や希望に応じて、全国の地方検察庁はもちろん、海外研修や法務省への異動など多様な配置がなされることになる。 被疑者を起訴するかしないかを決定するのは原則として検察官のみに与えられた権限であり、事案の真相解明のために、検察官には、ねばり強さ、強固な意思と緻密な分析力、そして冷静な判断力が必要とされる。
関連資格
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
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高卒未満
0.0 %
高卒
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専門学校卒
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短大卒
0.0 %
高専卒
0.0 %
大卒
65.0 %
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
80.0 %
博士課程卒
15.0 %
わからない
0.0 %
特に必要ない
5.0 %
1ヶ月以下
0.0 %
1ヶ月超~6ヶ月以下
5.0 %
6ヶ月超~1年以下
35.0 %
1年超~2年以下
35.0 %
2年超~3年以下
20.0 %
3年超~5年以下
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5年超~10年以下
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10年超
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わからない
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特に必要ない
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1ヶ月以下
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1ヶ月超~6ヶ月以下
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1年超~2年以下
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2年超~3年以下
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3年超~5年以下
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5年超~10年以下
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10年超
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わからない
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職場は最高検察庁、高等検察庁、地方検察庁及び区検察庁であり、全国にわたる。また、法務省で勤務することや他官庁へ出向することもあり、定期的に異動する。 仕事は被疑者の取調べや被害者等からの聴取,証拠の分析,法廷での活動などが中心となり、検察事務官がそれらをサポートしている。 働く時間は原則として1日7時間45分であるが、捜査や公判の状況によってはそれを超えて勤務することもある。 男性が約8割を占めるが、女性の任官者が増加しており、最近の検事採用実績では5割近くとなっている。定年は令和5年度から段階的に引き上げられ、令和7年度からは65歳となる。なお、最高検察庁の長である検事総長の定年は65歳である。 犯罪の複雑化、巧妙化が進んでおり、国境を越えた犯罪も後を絶たず、検察官の重要性は増している。
検察官が属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「裁判官、検察官、弁護士」等)に対応する統計情報です。
※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。
※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。
※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。
就業者統計データ
就業者数
(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)
労働時間
賃金(年収)
年齢
賃金(1時間当たり)※全国のみ
賃金分布(グラフ)※全国のみ
ハローワーク求人統計データ
求人賃金(月額)
有効求人倍率
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。
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検察官が属する産業(公務(他に分類されるものを除く))の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら)
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法人企業景気予測グラフはありません。
残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 検察官が属する産業(公務(他に分類されるものを除く))で検索ができます)
読解力
6.6
傾聴力
6.8
文章力
6.2
説明力
6.2
外国語を読む
2.1
外国語を聞く
1.4
外国語で書く
1.2
外国語で話す
1.2
数学的素養
2.4
科学的素養
2.4
論理と推論(批判的思考)
6.6
新しい情報の応用力
5.1
学習方法の選択・実践
4.2
継続的観察と評価
5.1
他者の反応の理解
6.4
他者との調整
5.8
説得
6.6
交渉
5.6
指導
4.9
対人援助サービス
4.8
複雑な問題解決
6.1
要件分析(仕様作成)
2.6
カスタマイズと開発
1.9
道具、機器、設備の選択
2.1
設置と設定
1.6
プログラミング
1.0
計器監視
0.8
操作と制御
1.0
保守点検
0.3
故障等の原因特定
0.5
修理
0.3
クオリティチェック
1.3
合理的な意思決定
4.8
企業・組織の活動の分析
4.2
企業・組織の活動の評価
3.5
時間管理
5.6
資金管理
0.8
資材管理
0.6
人材管理
4.8
ビジネスと経営
2.4
事務処理
3.4
経済学・会計学
2.4
販売・マーケティング
1.1
顧客サービス・対人サービス
1.8
人事労務管理
2.0
輸送
0.4
生産・加工
0.6
農業・畜産業
0.7
工学
1.2
コンピュータと電子工学
1.6
設計
1.0
建築・建設
1.1
機械
1.1
数学
1.4
物理学
1.2
化学
1.3
生物学
1.5
心理学
3.2
社会学
3.0
地理学
1.2
医学・歯学
3.3
セラピーとカウンセリング
2.8
教育訓練
2.0
日本語の語彙・文法
4.3
外国語の語彙・文法
1.7
芸術
0.6
歴史学・考古学
1.4
哲学・宗教学
1.6
公衆安全・危機管理
2.0
法律学、政治学
4.8
通信技術
1.5
コミュニケーションとメディア
1.4
他者とのかかわり
5.0
対面での議論
5.0
電話での会話
5.0
ビジネスレターやメモの作成
4.6
仕事上での他者との対立
4.9
時間的切迫
4.8
グループやチームでの仕事
4.4
外部の顧客等との接触
4.4
他者と調整し、リードする
4.5
厳密さ、正確さ
4.9
同一作業の反復
2.8
機器等の速度に応じた作業
1.8
結果・成果への責任
4.3
空調のきいた屋内作業
4.9
空調のきいていない屋内作業
1.9
屋外作業
2.2
座り作業
4.4
立ち作業
1.8
反復作業
1.8
ミスの影響度
4.8
意思決定の自由
4.3
優先順位や目標の自己設定
4.1
データはありません
関連するリンクはありません