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職業について、内容、就労する方法、求められる知識・スキルや、どのような人が向いているかなどが総合的にわかるサイトです
ドローン(無人航空機)を遠隔操縦し、空撮や農薬の散布、測量、点検などを行う。 ドローンパイロットのみで独立した職業としている者は少なく、本業の一部としてドローン操縦の仕事を行っている場合がほとんどである。写真・動画撮影、農薬散布、測量、点検、監視等、様々な場面でドローンが活用されるようになっている。 ドローンパイロットとして、ドローンを飛ばすために行う仕事は、まず、顧客に撮影、測量等のドローンの使用目的、飛行場所、日時等を確認する。その上で、航空機の航行の安全に影響を及ぼすおそれのある空域や、落下した場合に地上の人などに危害を及ぼすおそれが高い空域においてはあらかじめ、国土交通大臣の許可を受ける必要がある。その他、自治体、公園、河川など飛行を禁止している場所もあるため、事前に確認する必要もある。また、飛行させる場所に関わらず、個人情報保護法、電波法など関連する法律もあり、これらに則ってドローンを飛行させなければならない。 ドローンの準備としては、使用目的に合わせて機体の種類を選び、自動飛行の際には機体にプログラムを入力したり、タブレットやパソコンに飛行ルートの入力等を行い、飛行区域が飛行場に近接する場合は空港に連絡する、等がある。 当日は、ドローン等機材を車両に積み、飛行場所へ行く。飛行場所等を下見する場合もある。天候、周辺環境を確認の上、ドローンを操縦し所定の飛行時間内に予定の業務を完了する。 写真・動画の撮影等の場合はデータのダウンロード、編集作業等も行うこともある。また、使用したドローンの保守、メンテナンス等を行う。 操縦は一人でもできるが、安全に運行するため一人以上の補助者をつける場合が多い。 補助者は野鳥の飛来、風向きや風速の変化など、飛行条件や気象状況の変化を監視し、ドローンの飛行についてパイロットをサポートする。 インターネットや通信技術の進展により仕事内容は変化しており、新たな機器やソフトウェア、新しい技術やサービスなどに対応した仕事が必要になっている。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等 ドローン(無人航空機)、タブレット、パソコン
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この仕事をするために、特に学歴や資格は必要とされない。仕事としてドローン操縦を行う場合は、国土交通省が情報提供しているドローンスクールで学んだり、民間資格を取得する場合が多い。また、飛行場所は郊外が多く、車両で移動する場合が多いので、普通自動車運転免許を取得しておくことが望ましい。 ドローンを飛ばす操縦技術、メンテナンスの知識やスキルが必要である。安全確保を最優先し、関係法規、ルール、運用ガイドライン等を遵守する姿勢が求められる。状況に応じた飛行の可否の判断力、緊急時の対応での冷静な判断力も重要である。ドローンを飛ばすための視力、遠近感、聴力なども求められる。
関連資格
関連する資格はありません
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
勤務先は、映像制作会社、農薬の散布を行う事業者、測量会社、警備会社等様々であり、特に事業所が集積している場所は限定されない。 また、ドローンパイロットのみで独立した職業としている者は少なく、本業の一部としてドローン操縦の仕事を行っている場合がほとんどである。そのため、賃金、労働時間等労働条件は本業の勤務先の規定による。ドローンパイロットに限定した労働条件等は今のところ明確になっていない。 国はドローンを利用した宅配サービスなどの商用化に向けてルールづくりを開始している。また、ドローンの所有者や使用者、機種などの登録制度の創設、機体の安全基準や使用者の技能を証明する制度づくりなどを検討している。ドローンによる事故やテロを防ぐとともに、申請の手間を簡素化し、企業がドローンを使用するビジネスに乗り出しやすい環境整備も推進している。こうした動きの中、ドローンを活用する様々なビジネスが生まれている。
ドローンパイロットが属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「他に分類されない輸送の職業」等)に対応する統計情報です。
※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。
※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。
※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。
就業者統計データ
就業者数
(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)
労働時間
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
賃金(年収)
年齢
賃金分布(グラフ)※全国のみ
ハローワーク求人統計データ
求人賃金(月額)
(令和5年度)
有効求人倍率
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。
ドローンパイロットが属する産業(サービス業(他に分類されないもの))の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら)
グラフの数値が大きいほど、労働者が不足と判断している。
サービス業(他に分類されないもの)のグラフを見る
グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。
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