ページ内移動リンク
職業について、内容、就労する方法、求められる知識・スキルや、どのような人が向いているかなどが総合的にわかるサイトです
新聞や雑誌、インターネットなどの媒体に掲載するため、事件や事故、災害などの現場で写真を撮影する。 撮影場所は事件・事故・災害の現場、スポーツやイベントなど幅広く、環境問題、日常生活にかかわる出来事、政治や経済などの分野も撮影のテーマとなる。撮影の対象によっては、海外で撮影する場合もあり、紛争地域などで仕事をすることもある。 具体的な仕事としては、事件発生の知らせ等を受けて現場に駆けつけ、状況を把握する。撮影にあたっては、人物、建物、風景など被写体を決定し、使用するレンズや露出などカメラの設定を選択し、調整する。アングルを変えたり、決定的な瞬間を捉えたりして、写真を撮影する。その場で撮影データを所属先や依頼主に送信する場合もある。また、スポーツやイベントの場合は撮影のための下調べや背景の調査をすることもある。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等 カメラ、レンズ、ストロボ、撮影機材、画像等編集ソフト(Photoshop、GIMP等)、パソコン
掲載している職業情報について(ご意見募集など)
[ 動画 ]
グラフの目盛り
データはありません
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、大学や専門学校等で写真について学んでいる場合が多い。 芸術系の大学では、撮影技術だけではなく、写真に関する歴史、光学やデジタル処理の知識、美術や色彩など表現の技術、ジャーナリズムや新聞に関する専門的な知識を習得する。写真の専門学校では、撮影技術中心の指導を現場で経験を積んだ写真家等が務める講師から受ける。 卒業後、新聞社や通信社に入社するか、写真家や撮影スタジオのアシスタントとして経験を積んで、一人前になる。 現在、撮影機材はデジタル一眼レフが主流になっている。そのため、撮影後の写真をパソコンなどを用いてデジタル加工処理する技術も必要となる。新聞社等に勤務する写真家の場合はカメラなどの撮影機材は勤務先の備品を使用することが多いが、フリーランスの場合は、撮影機材や各種レンズ、ストロボ等の照明装置などは自分で用意しなければならない。 時事問題に対する関心と専門分野に関する洞察力、情熱、好奇心、一定の体力が必要である。写真を撮るだけではなく、記事として掲載される原稿を書くこともある。海外での取材では、取材相手のアレンジや撮影許可などの交渉のため、外国語が必要になることも多い。
関連資格
関連する資格はありません
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の訓練等の期間(学歴を除く)を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の実務経験の期間を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業に就いた後に、周囲から特別なサポートが無くても他の一般的な就業者と同じように働けるようになるまでに必要な期間を表します。あくまで一般論ですので、職歴等により差があります。
勤務先は、新聞社、通信社、写真家の個人事務所等である。フリーランスで仕事をする場合もある。 就業者の男女比では男性の割合が高いが、女性も増えている。 撮影対象となる事件や事故はいつ起きるかわからないため、場合によっては夜間や土日祝日の撮影となることもある。また仕事の切れ目がなく、長時間の仕事となることもある。労働時間は不規則になりがちで、定期的に休みを取ることは難しい場合が多い。 収入の面では、特にフリーの場合は実力と収入が直結し、個人差が大きい。
報道カメラマンが属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「写真家、映像撮影者」等)に対応する統計情報です。
※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。
※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。
※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。
就業者統計データ
就業者数
(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)
労働時間
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
賃金(年収)
年齢
賃金分布(グラフ)※全国のみ
ハローワーク求人統計データ
求人賃金(月額)
(令和5年度)
有効求人倍率
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。
報道カメラマンが属する産業(学術研究,専門・技術サービス業)の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら)
グラフの数値が大きいほど、労働者が不足と判断している。
学術研究,専門・技術サービス業のグラフを見る
グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。
学術研究、専門・技術サービス業のグラフを見る
残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 報道カメラマンが属する産業(学術研究,専門・技術サービス業)で検索ができます)
各数値の詳細解説ページはこちら
どのようなスキルがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のスキルと比較することができます。
どのような分野の知識が重要であり、必要かを表しています。前職や自分自身の知識と比較し、不足する分野を特定することができます。
この職業に就いている人はどのようなことに興味がある人が多いかを表しています。自分の職業興味とあっているか、確認することができます。
この職業ではどのような点で満足感を得やすいかを表しています。あなたが重要だと思う価値観について満足感を得やすい職業かどうか確認することができます。
仕事の場所や対人業務の頻度などの、職場環境や仕事の内容などを表しています。