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義肢装具士

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数値データの情報源

義肢装具士

数値データの情報源

職業別名

-

属する産業

どんな仕事?

 医師の指示の下に、身体の一部や機能を失った人が使う義肢や装具を製作するため、装着部位の採型・採寸、製作、身体への適合を行う。  事故や病気などで身体の一部を失った人が使う義手や義足などを「義肢」といい、まひや変形など身体の一部の機能が失われた人が使う医療具を「装具」という。医師の処方に基づいて、機能的で患部に負担をかけない義肢装具を製作するのが、義肢装具士の役割である。  義肢を作る場合、まず切断端の骨の形状や体重がどこにかかるかを観察し、凹型モデルを型採りする。そのモデルにギプス泥を注入して凸型モデルを作り、修正を加える。凸型モデルをもとに、プラスチックでソケットを作り、荷重のかかり具合を考えて、最も合理的に体重を支えられるようにソケットと義肢の各部分を連結するアライメントを行う。次に本格的な製作に入り、半完成状態の義肢を実際に使用する人の身体に装着し、具合の悪いところを調整して仕上げる。  装具を作る場合は、採寸して凹型モデルと凸型モデルを作り、製作に入る。最近では一部に既製品化されているパーツを利用することも多くなっている。  患部に負担をかけない義肢装具は、障害のある人の活動範囲を広げ、その能力発揮を助けるなど、生活の質の向上に役立っている。  義肢装具の製作には患者はもちろん、他の医療従事者とのコミュニケーションによって得られた情報と、医学知識、製作技術を合わせて、最適な義肢装具を製作する。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)

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グラフの目盛り

医師の処方に基づき、手足の一部や機能を失った人に対して、義肢・装具を製作し、身体に合うように調節する。
表示順序
実施率
実施順
タスク内容

グラフの目盛り

81.8 %
8
義肢・装具について利用者の身体に合わせて調整し、医師によるチェックを受ける。
81.8 %
3
障害の部位や状態を観察し、装着部位の採寸や型取りをする。
77.3 %
1
病院・リハビリテーション施設や個別の利用者などから依頼を受け、相談にのる。
72.7 %
7
プラスチック・樹脂・金属などの加工・組立をする。
72.7 %
2
障害の部位や状態、体格などを考慮し、素材・構造・パーツを選んで義肢を設計する。
63.6 %
9
医師からの依頼により装具の改良と開発をする。
63.6 %
4
型にギプス泥を注入して凸型モデルを作り、修正を加える。
59.1 %
6
最も合理的に体重を支えられるようにソケットと義肢の各部分を連結する軸位決定をする。
59.1 %
5
凸型モデルをもとに、プラスチックでソケットを作る。
その職業で行う仕事の内容を職業間で比較可能な形で表しています。

データはありません

就業するには?

 義肢装具士になるには国家資格が必要である。高校卒業後、3年以上義肢装具士養成施設で学ぶ、又は、大学等で1年(高等専門学校では4年)以上学び、所定の科目を修めた上で、2年以上義肢装具士養成施設で学んで規定の単位を取得するほか、厚生労働省の定める技能検定である「義肢・装具製作技能士」の資格を取得し、義肢装具士養成施設で1年以上学ぶことで義肢装具士国家試験の受験資格を得ることができる。試験に合格すると義肢装具士の資格を得られる。  経験と熟練が重要であることから、年齢にかかわらず働くことができる。技術を磨いていけば独立して開業することも可能である。  依頼者の状況は様々であり、幅広い専門知識と高度な技術、医学だけでなく工学的知識が必要である。理学療法士や作業療法士などと協力することも多い。  人体の形を再現する造形的なセンス、身体の一部として正しく機能させる工学的技術も必要となる。

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義肢装具士
義肢装具士
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学歴

この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。

入職前後の訓練期間、入職前の実務経験

労働条件の特徴

 職場は義肢装具製作施設に勤務する場合が多い。病院内に義肢装具製作部署が設けられているところもある。  義肢装具製作施設で働いている人のうち「義肢装具士」の有資格者だけが、依頼者に接して採型・適合・調整まで行うことができる。資格がなく、製作のみに携わっている人もいる。  納期に間に合わせるために、残業や休日出勤をする場合もある。  障害者スポーツやレクリエーションのサポート、途上国への国際支援活動などを行う義肢装具士もいる。  四肢切断の主たる原因は、かつては労働災害や交通事故による負傷など外傷によるものが大多数を占めていたが、現在では糖尿病などによる血管障害、悪性腫瘍が急速に増えている。高齢化社会を迎え、今後も義肢装具士が果たす役割は大きくなると見込まれる。

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統計データ

義肢装具士が属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「その他の医療・看護・保健の専門的職業」等)に対応する統計情報です。

※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。

※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。

※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。

データ表示対象地域を選択(就業者統計データおよび求人統計データの都道府県別の数値が表示されます。)
データ表示対象地域を選択(就業者統計データおよび求人統計データの都道府県別の数値が表示されます。)

就業者統計データ

就業者数

(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)

全国
163,750
都道府県を選択すると都道府県別の数値が表示されます。

労働時間

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

全国
161
時間
都道府県を選択すると都道府県別の数値が表示されます。

賃金(年収)

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

全国
459.3
万円
都道府県を選択すると都道府県別の数値が表示されます。

年齢

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

全国
40.1
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賃金分布(グラフ)※全国のみ

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

ハローワーク求人統計データ

求人賃金(月額)

(令和5年度)

全国
24.1
万円
都道府県を選択すると都道府県別の数値が表示されます。

有効求人倍率

(令和5年度)

全国
2.02
都道府県を選択すると都道府県別の数値が表示されます。

一般的な就業形態

この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。

データはありません

産業景況データ

義肢装具士が属する産業(医療,福祉)の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら

労働者過不足判断 (出典:令和6年 厚生労働省「労働経済動向調査」)

グラフの数値が大きいほど、労働者が不足と判断している。

法人企業景気予測 (出典:令和6年 内閣府・財務省「法人企業景気予測調査(BSI)」)

グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。

職場情報の検索・比較

残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 義肢装具士が属する産業(医療,福祉)で検索ができます)

しごと能力プロフィール

グラフの目盛り

どのようなスキルがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のスキルと比較することができます。

この職業の「しごと能力」プロフィール
この職業に関係のない「しごと能力」プロフィール
読解力
  • 0
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
読解力 3.9
傾聴力
傾聴力 4.5
文章力
文章力 3.1
説明力
説明力 3.9
外国語を読む
外国語を読む 1.8
外国語を聞く
外国語を聞く 1.6
外国語で書く
外国語で書く 1.3
外国語で話す
外国語で話す 1.4
数学的素養
数学的素養 2.6
科学的素養
科学的素養 2.3
論理と推論(批判的思考)
論理と推論(批判的思考) 3.5
新しい情報の応用力
新しい情報の応用力 3.3
学習方法の選択・実践
学習方法の選択・実践 3.9
継続的観察と評価
継続的観察と評価 3.8
他者の反応の理解
他者の反応の理解 4.2
他者との調整
他者との調整 3.7
説得
説得 3.7
交渉
交渉 3.4
指導
指導 4.5
対人援助サービス
対人援助サービス 3.7
複雑な問題解決
複雑な問題解決 3.7
要件分析(仕様作成)
要件分析(仕様作成) 3.5
カスタマイズと開発
カスタマイズと開発 3.6
道具、機器、設備の選択
道具、機器、設備の選択 3.9
設置と設定
設置と設定 3.4
プログラミング
プログラミング 1.9
計器監視
計器監視 2.1
操作と制御
操作と制御 2.5
保守点検
保守点検 2.9
故障等の原因特定
故障等の原因特定 3.3
修理
修理 3.8
クオリティチェック
クオリティチェック 3.8
合理的な意思決定
合理的な意思決定 3.8
企業・組織の活動の分析
企業・組織の活動の分析 3.0
企業・組織の活動の評価
企業・組織の活動の評価 2.9
時間管理
時間管理 3.4
資金管理
資金管理 2.6
資材管理
資材管理 2.6
人材管理
人材管理 2.9

どのような分野の知識が重要であり、必要かを表しています。前職や自分自身の知識と比較し、不足する分野を特定することができます。

この職業の「しごと能力」プロフィール
この職業に関係のない「しごと能力」プロフィール
ビジネスと経営
  • 0
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
ビジネスと経営 1.8
事務処理
事務処理 2.1
経済学・会計学
経済学・会計学 1.4
販売・マーケティング
販売・マーケティング 2.0
顧客サービス・対人サービス
顧客サービス・対人サービス 2.8
人事労務管理
人事労務管理 1.7
輸送
輸送 1.4
生産・加工
生産・加工 2.6
農業・畜産業
農業・畜産業 0.3
工学
工学 2.3
コンピュータと電子工学
コンピュータと電子工学 1.6
設計
設計 2.0
建築・建設
建築・建設 0.8
機械
機械 2.1
数学
数学 1.7
物理学
物理学 2.0
化学
化学 1.7
生物学
生物学 1.8
心理学
心理学 2.3
社会学
社会学 1.7
地理学
地理学 0.8
医学・歯学
医学・歯学 3.8
セラピーとカウンセリング
セラピーとカウンセリング 2.9
教育訓練
教育訓練 2.0
日本語の語彙・文法
日本語の語彙・文法 2.1
外国語の語彙・文法
外国語の語彙・文法 1.5
芸術
芸術 1.3
歴史学・考古学
歴史学・考古学 0.5
哲学・宗教学
哲学・宗教学 0.7
公衆安全・危機管理
公衆安全・危機管理 1.6
法律学、政治学
法律学、政治学 1.7
通信技術
通信技術 1.2
コミュニケーションとメディア
コミュニケーションとメディア 2.0

データはありません

この職業に就いている人はどのようなことに興味がある人が多いかを表しています。自分の職業興味とあっているか、確認することができます。

この職業の「しごと能力」プロフィール
この職業に関係のない「しごと能力」プロフィール
現実的
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
現実的 4.1
研究的
研究的 3.4
芸術的
芸術的 3.3
社会的
社会的 4.3
企業的
企業的 3.0
慣習的
慣習的 3.0

この職業ではどのような点で満足感を得やすいかを表しています。あなたが重要だと思う価値観について満足感を得やすい職業かどうか確認することができます。

この職業の「しごと能力」プロフィール
この職業に関係のない「しごと能力」プロフィール
達成感
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
達成感 4.0
自律性
自律性 3.6
社会的認知・地位
社会的認知・地位 3.1
良好な対人関係
良好な対人関係 3.6
労働条件(雇用や報酬の安定性)
労働条件(雇用や報酬の安定性) 2.8
労働安全衛生
労働安全衛生 2.4
組織的な支援体制
組織的な支援体制 2.7
専門性
専門性 4.0
奉仕・社会貢献
奉仕・社会貢献 3.8
私生活との両立
私生活との両立 2.8

仕事の場所や対人業務の頻度などの、職場環境や仕事の内容などを表しています。

この職業の「しごと能力」プロフィール
この職業に関係のない「しごと能力」プロフィール
他者とのかかわり
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
他者とのかかわり 4.5
対面での議論
対面での議論 3.8
電話での会話
電話での会話 4.1
ビジネスレターやメモの作成
ビジネスレターやメモの作成 3.5
仕事上での他者との対立
仕事上での他者との対立 3.0
時間的切迫
時間的切迫 3.9
グループやチームでの仕事
グループやチームでの仕事 3.5
外部の顧客等との接触
外部の顧客等との接触 4.0
他者と調整し、リードする
他者と調整し、リードする 3.2
厳密さ、正確さ
厳密さ、正確さ 4.1
同一作業の反復
同一作業の反復 3.4
機器等の速度に応じた作業
機器等の速度に応じた作業 3.1
結果・成果への責任
結果・成果への責任 4.1
空調のきいた屋内作業
空調のきいた屋内作業 4.5
空調のきいていない屋内作業
空調のきいていない屋内作業 2.3
屋外作業
屋外作業 2.1
座り作業
座り作業 2.9
立ち作業
立ち作業 3.5
反復作業
反復作業 2.8
ミスの影響度
ミスの影響度 3.1
意思決定の自由
意思決定の自由 3.7
優先順位や目標の自己設定
優先順位や目標の自己設定 3.6
規則的(ルーチンやスケジュールが決まっている)
不規則(天候、生産需要、契約期間などで変わる)
季節的(一年のうちの一定の時期だけ)

類似する職業

データはありません