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文字や数値といったデータを、キーボードやテンキー等を用いてコンピュータに入力したり、入力内容の検査・確認作業を行う。 データ入力の対象には、契約申込書、請求書、アンケート個票、調査データ、統計データ、財務データなど様々なものがある。ルールにしたがってデータをコンピュータに直接入力する場合もあれば、データ入力用のマクロ等プログラムを組み複雑なデータを一気に処理する場合もあり、求められるスキルには幅がある。 仕事は入力作業と検査に分けられ、経験の浅い者が入力作業を、熟練者が入力データの検査・確認を行うことが多い。 最近ではスキャナーでの文字読み取りや写真など画像を伴うデータ入力も増えている。この場合、誤認識や色合い等の入力後の確認作業が重要となる。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等 キーボード、テンキー、パソコン、スキャナー、マクロ等プログラム
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タスク(職業に含まれるこまかな仕事)
仕事の内容
グラフの目盛り
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。パソコンなどコンピュータ操作に慣れ、キー入力の速度が速く正確であれば入職できる。ビジネスキーボード、キータッチ2000などキー入力の速さや正確さを証明する検定が役立つ場合もある。 データ入力を専門に行う情報サービス会社に入職後、機械操作やキータッチの訓練を一定期間受け、入力の作業から始めるケースが多い。ある程度の経験を積んだ後に、入力だけでなく検査まで担当するようになる。 データを直接入力する場合、大量のデータを素早く入力するため手元を見ないでも打ち込めること(ブラインドタッチ)が求められる。プログラムによる一括処理を行う場合、プログラミングのスキルが求められる。また、入力するデータは、数字、アルファベット、カナ、漢字があり、手書きのものもあり読みやすいものばかりではないが常に正確さが求められるため、誤入力しない注意深さが求められる。
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
主な勤務先は情報サービス会社である。契約社員やパート・アルバイト、派遣会社からの派遣就業や業務請負など、勤務形態が多様なことも特徴となっている。また、クラウドワークなど在宅での業務請負も増えている。 資格や経験は問われないため、就業者の年齢層は幅広い。またフルタイムの就業時間が求められないことも多いため、子育て世代など女性の就業者も多い。 忙しさの状況(繁閑)によって業務量が変動し、特に月次の締めや年度末など、入力データが大量に発生する時期には労働時間が長くなる傾向がある。仕事中は、パソコンに向き合っての座り作業となる。 賃金は就業形態によって異なるが、パートやアルバイト等で時給制の場合は労働時間に応じて収入も変動する。
データ入力が属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「データ入力事務員」等)に対応する統計情報です。
※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。
※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。
※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。
就業者統計データ
就業者数
(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)
労働時間
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
賃金(年収)
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
年齢
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
賃金分布(グラフ)※全国のみ
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
ハローワーク求人統計データ
求人賃金(月額)
(令和5年度)
有効求人倍率
(令和5年度)
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。
データ入力が属する産業(情報通信業、サービス業(他に分類されないもの))の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら)
グラフの数値が大きいほど、労働者が不足と判断している。
法人企業景気予測 (出典:令和6年 内閣府・財務省「法人企業景気予測調査(BSI)」)
グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。
残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 データ入力が属する産業(情報通信業、サービス業(他に分類されないもの))で検索ができます)