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広報コンサルタント

広報コンサルタント

職業別名

-

属する産業

情報通信業   (クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移ります)

どんな仕事?

 広告会社等に所属し、企業や団体などの広報活動について、目的や課題を分析し戦略を立て、実施について助言する。  広報の主な役割には、企業環境や社会からの要望の把握、自社の自己認識と外部からの評価、企業文化の変革と維持、広報マインドの醸成、企業イメージの向上と変革、企業防衛等がある。こうした多様な役割を果たすため、広報コンサルタントが行う仕事の範囲は多岐にわたる。  具体的な仕事として、パブリシティーの企画・実施、セミナー・シンポジウムの企画・運営、ポスターやPR紙誌等の企画・編集、メディア報道のモニタリングなどがある。危機管理広報、マスコミ対応、地域住民や一般消費者とのコミュニケーション活動の企画・実施なども行う。  最近ではSNS関連業務など新たな業務も加わっており、ネット関連企業などIT分野や公的機関からの依頼も多くなっている。多様な顧客のニーズに応えるため、広報コンサルタントの仕事の幅はさらに広がっている。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、スプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン

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[ 動画 ]

タスク(職業に含まれるこまかな仕事)

実施率
タスク内容
73.3 %
広報・PRの対象となる企業や商品、同業他社の動向等の関連情報を集め、分析する。
68.9 %
クライアントと打ち合わせを行い、広報・PRの目的を把握する。
46.7 %
メインターゲット層の特徴等を考慮し、PR戦略を立てる。
40.0 %
イベント、セミナー、シンポジウム等を企画する。
40.0 %
広報・PRの中心となるキャッチコピーや、起用するインフルエンサー(芸能人等)などを決定する。
35.6 %
新しい広告媒体やPR手法等について、書籍やインターネット、各種のセミナー等を通じて理解を深める。
28.9 %
完成した素材を用いて、ポスターや広告紙面、CMなどの制作をデザイナーやクリエイターに依頼する。
28.9 %
素材となる画像、映像などの制作を担当スタッフに依頼する。
26.7 %
メディアに情報を提供し、番組や記事で取り上げてもらえるよう依頼する。
26.7 %
記者発表会の設営、実施、運営等を行う。
26.7 %
雑誌や新聞、Webサイト等の活字メディア向けに原稿を執筆する。
22.2 %
メディアや取引先の関係者と連絡を取り、最新のトレンドや情報を共有する。
17.8 %
メディアで報道・掲載された関連箇所を抜粋する。
11.1 %
地域住民や一般消費者との交流活動を企画・実施する。

仕事の内容

グラフの目盛り

その職業で行う仕事の内容を職業間で比較可能な形で表しています。
情報を取得する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
情報を取得する 4.0
継続的に状況を把握する
継続的に状況を把握する 3.8
情報の整理と検知を行う
情報の整理と検知を行う 3.6
設備、構造物、材料を検査する
設備、構造物、材料を検査する 2.5
数値の算出・推計を行う
数値の算出・推計を行う 3.0
クオリティを判断する
クオリティを判断する 3.6
法律や規定、基準を適用する
法律や規定、基準を適用する 3.4
情報やデータを処理する
情報やデータを処理する 3.2
情報やデータを分析する
情報やデータを分析する 3.6
意思決定と問題解決を行う
意思決定と問題解決を行う 3.7
創造的に考える
創造的に考える 3.8
仕事に関連する知識を更新し、活用する
仕事に関連する知識を更新し、活用する 3.7
目標と戦略を策定する
目標と戦略を策定する 3.5
スケジュールを作成する
スケジュールを作成する 3.7
仕事を整理、計画する、優先順序を決める
仕事を整理、計画する、優先順序を決める 3.8
全身を使って身体的な活動を行う
全身を使って身体的な活動を行う 2.0
手と腕を使って物を取り扱い動かす
手と腕を使って物を取り扱い動かす 1.9
機械、および機械製造のプロセスをコントロールする
機械、および機械製造のプロセスをコントロールする 2.1
乗り物を運転・操縦する
乗り物を運転・操縦する 1.9
コンピュータを用いて作業を行う
コンピュータを用いて作業を行う 3.3
装置、部品、機器の図面を作成する、配列や仕様を設定する
装置、部品、機器の図面を作成する、配列や仕様を設定する 2.3
機械装置の修理と保守を行う
機械装置の修理と保守を行う 2.1
電子機器の修理と保守を行う
電子機器の修理と保守を行う 2.2
情報の文書化と記録を行う
情報の文書化と記録を行う 3.0
情報の意味を他者に説明する
情報の意味を他者に説明する 3.2
上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る
上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る 3.5
組織外の人々とコミュニケーションを取る
組織外の人々とコミュニケーションを取る 3.6
人間関係を構築し、維持する
人間関係を構築し、維持する 3.5
他者に対する支援とケアを行う
他者に対する支援とケアを行う 2.9
他者に対して売り込む、または他者の思考・行動が変容するよう働きかける
他者に対して売り込む、または他者の思考・行動が変容するよう働きかける 3.2
対立を解消させる、他者と交渉する
対立を解消させる、他者と交渉する 3.0
公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対する
公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対する 2.8
メンバーの仕事量や活動内容を調整する
メンバーの仕事量や活動内容を調整する 3.1
チームを構築する
チームを構築する 3.1
他者の訓練と教育を行う
他者の訓練と教育を行う 2.8
部下への指導、指示、動機づけを行う
部下への指導、指示、動機づけを行う 3.0
他者をコーチし、能力開発を行う
他者をコーチし、能力開発を行う 2.9
コンサルティングと他者へのアドバイスを行う
コンサルティングと他者へのアドバイスを行う 3.5
管理業務を遂行する
管理業務を遂行する 2.8
組織の人事管理を行う
組織の人事管理を行う 2.5
資源、資材、財源の監視と管理を行う
資源、資材、財源の監視と管理を行う 2.6

就業するには?

 入職にあたって特に学歴や資格は必要とされない。大卒者の場合、学部や専攻は問われないが、コミュニケーション論やメディア論を専攻していたものが比較的多い。  小規模のPR会社では即戦力となる経験者の中途採用が多いが、中堅・大手では新卒採用にも積極的である。  中堅・大手のPR会社が中途採用する場合は、人脈や課題解決力、広報のスキルに加え、業界特有の幅広い知識を求められる。このため異業種からの参入は少ない。  新卒の場合は初めに短期間で基本的なビジネスマナーや知識について研修が行われることが一般的である。その後は3~5年程度、メイン担当者のアシスタントとして働きながら仕事を覚える。また新人のうちは自分の担当以外のPRイベントや日本パブリックリレーションズ協会のセミナーに参加したり、社内勉強会などにも出席して学習を深めてゆく。ある程度のコミュニケーション力、問題解決力、リーダーシップが身につけば一人前として認められ、メイン担当者として仕事を任されるようになる。  関連資格として日本パブリックリレーションズ協会の「PRプランナー」がある。一部のPR会社では同資格の取得者に対して特別手当を支給している。  高い情報収集能力とコミュニケーション力が必要となる。また、常日頃から社会やメディアが求めているトレンドを的確に把握することも重要である。グローバルに顧客を獲得してゆく場合は英語力が求められるほか、原稿を執筆する場合はプロのライターと同程度の文章力も求められることもある。

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PRプランナー
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学歴

この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。

入職前後の訓練期間、入職前の実務経験

労働条件の特徴

 勤務先は広告会社、コンサルティング会社等がほとんどである。職場は都市部に集中している。  昨今の企業広告では女性をターゲットにしたイメージ広告や商品・製品広告が増えていることもあり、女性が多く活躍している仕事である。  賃金、労働時間等労働条件については勤務先の規定によるが、クライアントやマスコミの都合に合わせるため、勤務が不規則になることもある。特にイベント前などの繁忙期は残業が発生しやすく、土日祝日に出勤することも少なくない。  グローバル化やテクノロジーの進歩、ネットメディアの普及等に伴い、企業の広報・PR手段は多様化・複雑化を続けているため広報コンサルタントの活躍の場が広がってゆくと予測される。

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統計データ

広報コンサルタントが属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「他に分類されない法務・経営・文化芸術等の専門的職業」等)に対応する統計情報です。

※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。

※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。

※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。

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就業者統計データ

就業者数

(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)

全国
309,100
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労働時間

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

全国
162
時間
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賃金(年収)

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

全国
551.4
万円
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年齢

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

全国
41.6
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賃金分布(グラフ)※全国のみ

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

ハローワーク求人統計データ

求人賃金(月額)

(令和5年度)

全国
26.9
万円
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有効求人倍率

(令和5年度)

全国
0.56
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一般的な就業形態

この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。

産業景況データ

広報コンサルタントが属する産業(情報通信業)の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら

労働者過不足判断 (出典:令和6年 厚生労働省「労働経済動向調査」)

グラフの数値が大きいほど、労働者が不足と判断している。

法人企業景気予測 (出典:令和6年 内閣府・財務省「法人企業景気予測調査(BSI)」)

グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。

職場情報の検索・比較

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