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建設機械オペレーター

建設機械オペレーター

職業別名

くい打機(杭打機)運転工 掘削機械運転工 建設用機械車両運転工 ショベルカー運転工 重機オペレーター(建設機械) 整地機械運転工 トラッククレーン運転工 ブルドーザ運転工 ブレーカ運転工 ホイルローダー運転工 ロードローラ運転工 ダンプ運転手 ダンプトラック運転手 ガントリークレーンオペレーター デリック運転工 揚貨装置運転工

属する産業

建設業、運輸業,郵便業、製造業   (クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移ります)

どんな仕事?

 建設工事の現場で工事用機械や車両の運転・管理を行う。  建設機械は工事の目的に応じて使い分けされ、ブルドーザー、パワーショベル、ホイルローダー、ダンプトラック、ロードローラー、クレーン、杭打機などがある。重量1トン未満のミニ建設機械から100トンを超える超大型機械まで、種類は多い。  仕事の流れは、朝、現場に出ると、まず作業長を中心にその日の作業場所、作業内容、機械の組合せなどについての作業打ち合わせを行い、作業長の指示を受ける。打ち合わせが終わり次第、各自、自分の運転する機械の始業点検を行い、機械各部に異常がないか、燃料やオイルは十分か、などを点検する。点検は作業の安全のために重要であり、異常がある場合には、調整したり、整備員に連絡するなどの適切な措置をとらなければならない。  始業点検が終わると運転に入り、作業中は、機械の調子や現場の状況をよく注意しながら作業を進める。特に安全には気をつけ、決められた安全の基本動作を忠実に守り、視界外に作業が及ぶ際は監視人を付ける。実作業が終わると、終業時の点検を行い、その日の作業内容、時間、給油量、整備内容などを記入した機械日報を提出して、一日の作業を終える。  使用機械の維持・管理についての責任はもちろんのこと、操作ミスや不注意により事故を起こさないよう、安全には特に注意を払わなくてはならない。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  ブルドーザー、パワーショベル、ホイルローダー、ダンプトラック、ロードローラー、クレーン、杭打機、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

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[ 動画 ]

タスク(職業に含まれるこまかな仕事)

実施率
タスク内容
60.0 %
作業前に担当の機械の点検を行い、調整や補修をする。
50.0 %
建材を所定の場所に移動させるため、クレーンを操作する。
48.3 %
地面を掘削したり、掘削した土砂を移動させるため、ショベルカーやブルドーザーを運転する。
45.0 %
終業時点検を行い、機械日報を記入する。
15.0 %
鋼材の入出庫作業をするため、天井クレーンを操作する。
11.7 %
アスファルト路面を平らにするため、ロードローラーを往復させる。

仕事の内容

グラフの目盛り

その職業で行う仕事の内容を職業間で比較可能な形で表しています。
情報を取得する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
情報を取得する 2.5
継続的に状況を把握する
継続的に状況を把握する 2.8
情報の整理と検知を行う
情報の整理と検知を行う 2.9
設備、構造物、材料を検査する
設備、構造物、材料を検査する 3.0
数値の算出・推計を行う
数値の算出・推計を行う 2.9
クオリティを判断する
クオリティを判断する 2.7
法律や規定、基準を適用する
法律や規定、基準を適用する 2.9
情報やデータを処理する
情報やデータを処理する 2.5
情報やデータを分析する
情報やデータを分析する 2.6
意思決定と問題解決を行う
意思決定と問題解決を行う 2.7
創造的に考える
創造的に考える 2.7
仕事に関連する知識を更新し、活用する
仕事に関連する知識を更新し、活用する 3.1
目標と戦略を策定する
目標と戦略を策定する 3.1
スケジュールを作成する
スケジュールを作成する 2.9
仕事を整理、計画する、優先順序を決める
仕事を整理、計画する、優先順序を決める 3.4
全身を使って身体的な活動を行う
全身を使って身体的な活動を行う 2.8
手と腕を使って物を取り扱い動かす
手と腕を使って物を取り扱い動かす 2.9
機械、および機械製造のプロセスをコントロールする
機械、および機械製造のプロセスをコントロールする 3.2
乗り物を運転・操縦する
乗り物を運転・操縦する 3.7
コンピュータを用いて作業を行う
コンピュータを用いて作業を行う 2.2
装置、部品、機器の図面を作成する、配列や仕様を設定する
装置、部品、機器の図面を作成する、配列や仕様を設定する 2.3
機械装置の修理と保守を行う
機械装置の修理と保守を行う 3.2
電子機器の修理と保守を行う
電子機器の修理と保守を行う 2.4
情報の文書化と記録を行う
情報の文書化と記録を行う 2.3
情報の意味を他者に説明する
情報の意味を他者に説明する 2.5
上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る
上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る 2.9
組織外の人々とコミュニケーションを取る
組織外の人々とコミュニケーションを取る 3.0
人間関係を構築し、維持する
人間関係を構築し、維持する 3.2
他者に対する支援とケアを行う
他者に対する支援とケアを行う 2.5
他者に対して売り込む、または他者の思考・行動が変容するよう働きかける
他者に対して売り込む、または他者の思考・行動が変容するよう働きかける 2.2
対立を解消させる、他者と交渉する
対立を解消させる、他者と交渉する 2.5
公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対する
公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対する 2.6
メンバーの仕事量や活動内容を調整する
メンバーの仕事量や活動内容を調整する 2.9
チームを構築する
チームを構築する 2.9
他者の訓練と教育を行う
他者の訓練と教育を行う 2.6
部下への指導、指示、動機づけを行う
部下への指導、指示、動機づけを行う 2.8
他者をコーチし、能力開発を行う
他者をコーチし、能力開発を行う 2.7
コンサルティングと他者へのアドバイスを行う
コンサルティングと他者へのアドバイスを行う 2.2
管理業務を遂行する
管理業務を遂行する 2.7
組織の人事管理を行う
組織の人事管理を行う 2.5
資源、資材、財源の監視と管理を行う
資源、資材、財源の監視と管理を行う 2.6

就業するには?

 入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、一般的には入職後3~4カ月間の小型建設機械(4トン未満)による実技の社内研修を受けた後、機械メーカーの訓練所に入り約1週間の実技と学科の講習を受ける。その後、厚生労働省所管の「車両系建設機械運転技能講習」を修了し、現場に配属されることになる。  また、建設機械オペレーターとして現場で作業をするためには担当する建設機械に応じて「クレーン・デリック運転士免許(クレーン限定)」や「移動式クレーン運転士免許」の取得、「車両系建設機械(基礎工事用)運転技能者」(以上、厚生労働省所管)を修了すること、国土交通省の「建設機械施工技士」2級を持っていること、職業訓練校の建設機械運転科を卒業することなどが必要である。公道へ出て作業をする場合には、公安委員会の「大型特殊自動車免許」も必要となるので建設機械オペレーターのほとんどは「大型特殊自動車免許」を取得している。  建設機械オペレーターに関する他の国家試験には、国土交通省が所管する「建設機械施工技術検定(1・2級)」がある。

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学歴

この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。

入職前後の訓練期間、入職前の実務経験

労働条件の特徴

 建設機械オペレーターの大半が企業に雇用されている。賃金は原則月給制である。ただし、オペレーターの中には個人で機械を保有し、現場へ出かけて運転するいわゆる「一人親方」もいる。  就業者はほとんどが男性であるが、ダンプトラック、クレーンなどに女性オペレーターもいる。  建設業は受注産業である一方で、建設工事は天候に左右されやすく、雨天の場合休業が続くことがあるが、工期が決められているから、早出、残業、休日出勤をすることもある。

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統計データ

建設機械オペレーターが属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「建設機械運転工」等)に対応する統計情報です。

※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。

※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。

※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。

データ表示対象地域を選択(就業者統計データおよび求人統計データの都道府県別の数値が表示されます。)
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就業者統計データ

就業者数

(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)

全国
86,830
都道府県を選択すると都道府県別の数値が表示されます。

労働時間

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

全国
174
時間
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賃金(年収)

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

全国
474.7
万円
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年齢

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

全国
51.9
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賃金分布(グラフ)※全国のみ

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

ハローワーク求人統計データ

求人賃金(月額)

(令和5年度)

全国
27.3
万円
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有効求人倍率

(令和5年度)

全国
3.39
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一般的な就業形態

この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。

産業景況データ

建設機械オペレーターが属する産業(建設業、運輸業,郵便業、製造業)の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら

労働者過不足判断 (出典:令和6年 厚生労働省「労働経済動向調査」)

グラフの数値が大きいほど、労働者が不足と判断している。

法人企業景気予測 (出典:令和6年 内閣府・財務省「法人企業景気予測調査(BSI)」)

グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。

職場情報の検索・比較

残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 建設機械オペレーターが属する産業(建設業、運輸業,郵便業、製造業)で検索ができます)

しごと能力プロフィール

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