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中学校教員

中学校教員

職業別名

中学校教諭 中学校栄養教諭 中学校養護教諭

職業分類

属する産業

教育,学習支援業   (クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移ります)

どんな仕事?

 中学生に、国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語(主に英語)などの科目の一つを専門的に教え、道徳、総合的な学習の時間、特別活動の指導に当たり、学級を担任する。  各教科の授業は、年度のはじめに定めた年間指導計画に基づいて、教科書を主な教材として使用し、そのほかプリントや学習カード、スライドなどの補助教材を準備し、生徒の理解や進み具合にしたがって指導方法を工夫しながら教える。それ以外の時間は、教材研究や事務的作業を行う。  また、部活動、学校行事、PTA活動などもほかの教員と分担して受け持ち、学校の運営組織である教務部、学習指導部、生徒指導部、進路指導部などに所属し、それに関する仕事(校務分掌)も行う。  中学生は青年前期にあたり、小学生に比べて個性が明確になってくる。独立心や反抗心も出てくることなどから、精神面での指導も重要となる。教師間で連携・協力しながら、いじめや不登校の問題に取り組むことも求められる。中学校では、一般の教員のほか、学校全体をみる校長、副校長(教頭)、主幹等と、教務主任、学習指導主任、学年主任、保健主事、生徒指導主事、進路指導主事などが各担当分野の取りまとめを行っている。また、教科を専門に担当する講師や、特別支援学級が設置されている中学校にはその担任も配置されている。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン、プリンター、コピー機

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[ 動画 ]

タスク(職業に含まれるこまかな仕事)

実施率
タスク内容
86.8 %
教員・専門職員のミーティング、職員会議、教員の研修会などに参加する。
82.4 %
授業や演習など、様々な方法を使い、生徒に専門の教科を教える。
80.9 %
教材研究や学校の事務を行う。
79.4 %
試験問題を作成し、試験を実施する。
77.9 %
生活指導をする。
77.9 %
プリントやスライドなど、補助教材を準備する。
75.0 %
生徒、保護者、学校カウンセラーと話し合い、学校生活や学習上の問題の解決を図る。
73.5 %
学習効果を高めるため、視聴覚教材やパソコンを使用する。
72.1 %
生徒会組織やクラブ活動の指導、学級や学年の委員会活動への助言など、生徒への支援をする。
72.1 %
学習指導要領や学校・自治体の定める条件に従い、授業の目標を立て、授業計画をまとめる。
66.2 %
出席簿や成績表を保管し、学校の規定に従って報告書を作成する。
64.7 %
学級の規律を保つ。
63.2 %
家庭訪問や面談を行い、生徒および生徒の家庭とのコミュニケーションを図る。
54.4 %
学級の設備・教材・備品を選び、保管・注文・配布し、在庫を管理する。

仕事の内容

グラフの目盛り

その職業で行う仕事の内容を職業間で比較可能な形で表しています。
情報を取得する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
情報を取得する 3.2
継続的に状況を把握する
継続的に状況を把握する 3.4
情報の整理と検知を行う
情報の整理と検知を行う 3.3
設備、構造物、材料を検査する
設備、構造物、材料を検査する 2.9
数値の算出・推計を行う
数値の算出・推計を行う 2.8
クオリティを判断する
クオリティを判断する 3.2
法律や規定、基準を適用する
法律や規定、基準を適用する 3.3
情報やデータを処理する
情報やデータを処理する 3.2
情報やデータを分析する
情報やデータを分析する 3.2
意思決定と問題解決を行う
意思決定と問題解決を行う 3.3
創造的に考える
創造的に考える 3.3
仕事に関連する知識を更新し、活用する
仕事に関連する知識を更新し、活用する 3.5
目標と戦略を策定する
目標と戦略を策定する 3.3
スケジュールを作成する
スケジュールを作成する 3.6
仕事を整理、計画する、優先順序を決める
仕事を整理、計画する、優先順序を決める 3.7
全身を使って身体的な活動を行う
全身を使って身体的な活動を行う 2.7
手と腕を使って物を取り扱い動かす
手と腕を使って物を取り扱い動かす 2.6
機械、および機械製造のプロセスをコントロールする
機械、および機械製造のプロセスをコントロールする 2.4
乗り物を運転・操縦する
乗り物を運転・操縦する 1.8
コンピュータを用いて作業を行う
コンピュータを用いて作業を行う 3.3
装置、部品、機器の図面を作成する、配列や仕様を設定する
装置、部品、機器の図面を作成する、配列や仕様を設定する 2.3
機械装置の修理と保守を行う
機械装置の修理と保守を行う 2.0
電子機器の修理と保守を行う
電子機器の修理と保守を行う 2.1
情報の文書化と記録を行う
情報の文書化と記録を行う 3.0
情報の意味を他者に説明する
情報の意味を他者に説明する 2.9
上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る
上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る 3.4
組織外の人々とコミュニケーションを取る
組織外の人々とコミュニケーションを取る 3.3
人間関係を構築し、維持する
人間関係を構築し、維持する 3.6
他者に対する支援とケアを行う
他者に対する支援とケアを行う 3.4
他者に対して売り込む、または他者の思考・行動が変容するよう働きかける
他者に対して売り込む、または他者の思考・行動が変容するよう働きかける 2.7
対立を解消させる、他者と交渉する
対立を解消させる、他者と交渉する 3.2
公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対する
公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対する 3.0
メンバーの仕事量や活動内容を調整する
メンバーの仕事量や活動内容を調整する 3.0
チームを構築する
チームを構築する 3.2
他者の訓練と教育を行う
他者の訓練と教育を行う 3.1
部下への指導、指示、動機づけを行う
部下への指導、指示、動機づけを行う 2.9
他者をコーチし、能力開発を行う
他者をコーチし、能力開発を行う 3.0
コンサルティングと他者へのアドバイスを行う
コンサルティングと他者へのアドバイスを行う 2.7
管理業務を遂行する
管理業務を遂行する 2.9
組織の人事管理を行う
組織の人事管理を行う 2.7
資源、資材、財源の監視と管理を行う
資源、資材、財源の監視と管理を行う 2.7

就業するには?

 大学などで所定の単位を取得することで、中学校教諭免許を得ることができる。その上で、都道府県や政令指定都市の教育委員会が実施する教員採用試験、若しくは私立学校の教員採用試験に合格する必要がある。  教員採用試験は、各教科単位に行われ、合格すると採用候補名簿に登録される。各教育委員会によって相違があるが、登録には有効期間がある。  採用後も、節目の年次ごとの研修の他、教科や担当別(教務主任、生徒指導主事、進路指導主事、学年主任など)に、様々な研修の機会が設けられている。求められる資質としては、中学校教育全体への理解、指導教科などの専門的な知識や技能、生徒に対する理解や責任感などが重要であり、また、カウンセリングに関する知識や技能も望まれる。  副校長(教頭)、校長に昇任していくためには、選考試験を受ける必要がある。また、都道府県・市町村教育委員会の指導主事や管理主事などになる道も開かれているが、この場合も選考試験に合格する必要がある。

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学歴

この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。

入職前後の訓練期間、入職前の実務経験

労働条件の特徴

 中学校には、国立、公立、私立があるが、約92%が公立の学校である(2022年時点*)。国立なら国立大学法人職員、公立なら地方公務員となる。山間部やへき地、離島に勤務する場合や、海外の日本人学校で勤務する場合もある。  地域間異動については、採用された都道府県又は政令指定都市の教育委員会管内に限られ、他の教育委員会が管轄する地域に異動したい場合は、改めて教員採用試験を受験し合格しなければならない。ただし、都道府県教育委員会間の合意による交換教育はそうした対象とならない。  就業者のうち、女性の割合は約45%だが年々女性の割合が増加傾向にある(2022年時点*)。  各教科の時間数は、中学校学習指導要領によって定められており、これに基づいて教員の担当する授業時間も割り振られている。学校行事などがなければ、土日祝日が休みとなる。ただし、生徒の夏休み、冬休み、春休みの間は、部活動の指導や研修などに参加しているケースが多い。  中学校教員の仕事は立って行う活動が多い。中学生は小学生より成長しているので、指示にしたがって自主的に行動できる部分が増えるが、その前後やプロセスでは、教師の指導・監督が必要である。クラブ活動などを担当する場合は、学校外で活動を行うこともある。最近では、受験者数の減少もあって採用試験の競争倍率は低下傾向にある。  公立の中高一貫校の設置、少人数学級の実施、チームティーチングなど、指導体制の工夫や充実を図る動きがある。 *文部科学省、学校基本調査(令和4年)

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統計データ

中学校教員が属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「中学校教員」等)に対応する統計情報です。

※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。

※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。

※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。

データ表示対象地域を選択(就業者統計データおよび求人統計データの都道府県別の数値が表示されます。)
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就業者統計データ

就業者数

(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)

全国
231,400
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労働時間

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

全国
174
時間
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賃金(年収)

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

全国
660.6
万円
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年齢

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

全国
41
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賃金分布(グラフ)※全国のみ

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

ハローワーク求人統計データ

求人賃金(月額)

(令和5年度)

全国
25
万円
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有効求人倍率

(令和5年度)

全国
0.84
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一般的な就業形態

この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。

産業景況データ

中学校教員が属する産業(教育,学習支援業)の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら

労働者過不足判断

グラフはありません。

法人企業景気予測 (出典:令和6年 内閣府・財務省「法人企業景気予測調査(BSI)」)

グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。

職場情報の検索・比較

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類似する職業

  • 小学校教員
  • 高等学校教員