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陸上自衛官

陸上自衛官

職業別名

-

職業分類

属する産業

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どんな仕事?

 日本に対する侵略を未然に防止するとともに、万一侵略があった場合に対処する。また、大規模な自然災害などに対応して、人命や財産の保護にあたる。  職種には、地上戦闘の骨幹部隊である普通科、戦車部隊と偵察部隊を持つ機甲科、火力戦闘部隊である特科などがある。またそれ以外にも、「自己完結能力」を備えているため、一般社会と共通する職種が自衛隊内に存在する。土木・通信などのインフラ整備、輸送、航空、衣食住、医療、警務、会計などさまざまな職種があり、所属する部隊の中で役割を果たす。例えば、需品科は、食事、燃料や衣服の補給・整備、給水・入浴・洗濯などを行う。通信科は、各種の通信機器を用いて部隊間の指揮連絡のために通信の確保、写真・映像の撮影・処理などをする。武器科では、火器や戦車などの補給・整備を行う。  また、有事に備えて、さまざまな準備、訓練を行う。  災害現場に派遣された場合などは、昼夜交替制で人命救助にあたる。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  通信機器、火器、戦車、大型、中型、準中型、特殊自動車等(普通免許だけでは運転できないもの)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

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[ 動画 ]

タスク(職業に含まれるこまかな仕事)

実施率
タスク内容
84.3 %
日常的に体力練成をする。
70.0 %
銃器の取り扱い方法の習得と手入れをする。
68.6 %
大規模な災害が発生した場合に、命令を受けて出動し、救出活動や復興活動を行う。
60.0 %
大規模な災害が発生した場合に、公共の秩序維持にあたる。
57.1 %
陸上における侵略に対する防衛を行う。
57.1 %
機材の操作、整備、運用などの訓練を受けて必要な知識や技術を習得する。
51.4 %
実弾を発射する演習をする。
40.0 %
各種の通信機器を用いて部隊間の指揮連絡のために通信を維持し、運営する。
38.6 %
海外で復興支援、秩序維持、後方支援を行う。
10.0 %
戦車の操縦や射撃の方法を習得する。

仕事の内容

グラフの目盛り

その職業で行う仕事の内容を職業間で比較可能な形で表しています。
情報を取得する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
情報を取得する 3.3
継続的に状況を把握する
継続的に状況を把握する 3.3
情報の整理と検知を行う
情報の整理と検知を行う 3.3
設備、構造物、材料を検査する
設備、構造物、材料を検査する 2.5
数値の算出・推計を行う
数値の算出・推計を行う 2.6
クオリティを判断する
クオリティを判断する 2.8
法律や規定、基準を適用する
法律や規定、基準を適用する 3.2
情報やデータを処理する
情報やデータを処理する 3.2
情報やデータを分析する
情報やデータを分析する 3.3
意思決定と問題解決を行う
意思決定と問題解決を行う 3.5
創造的に考える
創造的に考える 3.1
仕事に関連する知識を更新し、活用する
仕事に関連する知識を更新し、活用する 3.3
目標と戦略を策定する
目標と戦略を策定する 3.5
スケジュールを作成する
スケジュールを作成する 3.4
仕事を整理、計画する、優先順序を決める
仕事を整理、計画する、優先順序を決める 3.5
全身を使って身体的な活動を行う
全身を使って身体的な活動を行う 3.5
手と腕を使って物を取り扱い動かす
手と腕を使って物を取り扱い動かす 3.5
機械、および機械製造のプロセスをコントロールする
機械、および機械製造のプロセスをコントロールする 3.2
乗り物を運転・操縦する
乗り物を運転・操縦する 3.3
コンピュータを用いて作業を行う
コンピュータを用いて作業を行う 3.2
装置、部品、機器の図面を作成する、配列や仕様を設定する
装置、部品、機器の図面を作成する、配列や仕様を設定する 2.8
機械装置の修理と保守を行う
機械装置の修理と保守を行う 3.1
電子機器の修理と保守を行う
電子機器の修理と保守を行う 3.0
情報の文書化と記録を行う
情報の文書化と記録を行う 3.2
情報の意味を他者に説明する
情報の意味を他者に説明する 3.1
上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る
上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る 3.7
組織外の人々とコミュニケーションを取る
組織外の人々とコミュニケーションを取る 3.3
人間関係を構築し、維持する
人間関係を構築し、維持する 3.6
他者に対する支援とケアを行う
他者に対する支援とケアを行う 3.0
他者に対して売り込む、または他者の思考・行動が変容するよう働きかける
他者に対して売り込む、または他者の思考・行動が変容するよう働きかける 2.3
対立を解消させる、他者と交渉する
対立を解消させる、他者と交渉する 2.9
公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対する
公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対する 3.2
メンバーの仕事量や活動内容を調整する
メンバーの仕事量や活動内容を調整する 3.5
チームを構築する
チームを構築する 3.4
他者の訓練と教育を行う
他者の訓練と教育を行う 3.5
部下への指導、指示、動機づけを行う
部下への指導、指示、動機づけを行う 3.6
他者をコーチし、能力開発を行う
他者をコーチし、能力開発を行う 3.3
コンサルティングと他者へのアドバイスを行う
コンサルティングと他者へのアドバイスを行う 2.7
管理業務を遂行する
管理業務を遂行する 3.1
組織の人事管理を行う
組織の人事管理を行う 3.0
資源、資材、財源の監視と管理を行う
資源、資材、財源の監視と管理を行う 2.8

就業するには?

 中学、高校、大学などを卒業し、自衛官の採用試験に合格する必要がある。  採用種目は大卒者又は院卒者の場合、「一般幹部候補生」を選択できる。それ以外にも、18歳以上33歳未満の者であれば「一般曹候補生」や「自衛官候補生」の試験を受け陸上自衛官を目指すことができる。  また防衛大学校や防衛医科大学校医学科及び看護学科、高等工科学校から陸上自衛官を目指すことも可能である。  このほか、大学の理学部、工学部の3・4年次又は大学院修士課程に在学している者を対象とする「貸費学生」制度がある。これは、卒業後、専攻した学術を活かして引き続き自衛隊に勤務する意思を持つ者に対し防衛省より学資金が貸与されるものである。また、「予備自衛官補(一般・技能)」がある。  なお受験資格には学歴や免許、年齢のほか、身体条件もある。  入職後は、各入職経路や選択した種目によって異なるが、様々な教育を数か月~2年間受けた後、各部隊に勤務する。  自衛官の業務は多岐にわたり、職種は希望、適性などにより決定される。各種のスキルや資格を必要とするものが多いが、必要な知識、技能のほとんどは、自衛隊内の教育機関で習得することができる。試験・講習等を通じて外部でも通用する各種の資格(運転、操縦、通信、危険物取扱、医療、IT等)も取得できる。  活動の特性上、集団で活動することが多い。部隊として連携し、組織的に行動することが求められる。連帯感や忍耐力、国を守るという責任感も大切である。

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関連する資格はありません

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学歴

この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。

入職前後の訓練期間、入職前の実務経験

労働条件の特徴

 自衛官は特別職の国家公務員である。教育期間中から給料が支払われ、営舎内の居住者には食事や被服も支給される。任務の特殊性を考慮し一般職の国家公務員とは別の自衛官俸給表により給与が定められている。  勤務体制は、勤務地により異なるが原則として1日7時間45分で完全週休2日となっているが、職種により交代制で勤務する場合もある。  防衛大学校や防衛医科大学校、高等工科学校生にも、学生手当が支給される。  女性自衛官の職域拡大や採用数増加に努めており、女性の割合は増加傾向である。  近年では大規模な自然災害などでも自衛隊の果たす役割への期待が大きくなっているほか、国連の平和維持活動国際緊急援助活動など、国際社会での活躍の場も広がりつつある。  陸上自衛隊の駐屯地は、全国に約160箇所、約14万人の隊員が任務にあたっている。(2022年3月現在)

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統計データ

陸上自衛官が属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「自衛官」等)に対応する統計情報です。

※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。

※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。

※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。

データ表示対象地域を選択(就業者統計データおよび求人統計データの都道府県別の数値が表示されます。)
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就業者統計データ

就業者数

(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)

全国
230,380
都道府県を選択すると都道府県別の数値が表示されます。

労働時間

全国
データはありません

賃金(年収)

全国
データはありません

年齢

全国
データはありません

賃金分布(グラフ)※全国のみ

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

ハローワーク求人統計データ

求人賃金(月額)

(令和5年度)

全国
21.3
万円
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有効求人倍率

(令和5年度)

全国
2.16
都道府県を選択すると都道府県別の数値が表示されます。

一般的な就業形態

この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。

産業景況データ

陸上自衛官が属する産業(公務(他に分類されるものを除く))の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら

労働者過不足判断

グラフはありません。

法人企業景気予測

グラフはありません。

職場情報の検索・比較

残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 陸上自衛官が属する産業(公務(他に分類されるものを除く))で検索ができます)

しごと能力プロフィール

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