ページ内移動リンク

(日本版O-NET)

職業情報提供サイトって何? 厚生労働省(別窓リンク)

海上保安官

海上保安官

職業別名

-

職業分類

属する産業

公務(他に分類されるものを除く)   (クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移ります)

どんな仕事?

 海を巡視船や航空機を使って監視し、治安と安全の維持につとめ、環境保全の活動等を行う。  海上保安官の主要な業務は、「警備救難業務」、「海洋情報業務」、「海上交通業務」の3つに分かれる。  「警備救難業務」では、密輸・密航・密漁など海上犯罪の取締り、遭難した人や船の捜索救助、船舶火災の消火活動を行うほか、東京湾のような船舶交通が活発な海域では、交通指導や取締りを行う。国境の海域周辺を警備し、不審船への対応や海洋汚染の監視を行う。  「海洋情報業務」では、海の水深、海底地形、潮の流れなどについて測量船を使って調査し、海図を作成する。調査から得た情報や航路障害物の情報など安全な航海に必要な情報を、無線で船舶に提供するなどしている。  「海上交通業務」では、海の道しるべである灯台などの建設や保守を行ったり、人工衛星からの電波を使って夜や霧の中でも船舶の位置が分かるシステムを運用して、海上交通の安全を確保している。  また、本人の希望と適性に応じて、潜水士や特殊救難隊員、国際捜査官など様々な仕事に就くことができる。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  巡視船、航空機、測量船、無線機、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、 安全靴等)

掲載している職業情報について(ご意見募集など)

求人情報を検索したい方はこちらから。 (ハローワークインターネットサービスへ移ります)
ジョブ・カードを活用してキャリアを整理したい方はこちら (クリックすると別サイトのマイジョブ・カードへ移ります。)

[ 動画 ]

タスク(職業に含まれるこまかな仕事)

実施率
タスク内容
67.9 %
海上交通の交通指導や取締りをする。
54.7 %
海難事故発生の連絡を受け、現場に急行して乗組員や船の捜索救助を行う。
54.7 %
巡視船に乗船して担当する海域を巡航し、領海・経済水域の警備や密輸、密漁の取り締まりをする。
43.4 %
海岸の巡視や航空機による空からの巡視をして密航を取り締まる。
39.6 %
船舶火災の消火活動を行う。
30.2 %
海洋汚染の防止のため、オイルフェンスを張るなどの処置をする。
17.0 %
灯台の照明装置の操作と維持管理、霧笛、航路標識の保守点検をする。
13.2 %
観測によって海流の状況や障害物を把握し、船舶や漁船などに情報を提供する。
7.5 %
測量船に乗船して測量を行い、海図を作成する。

仕事の内容

グラフの目盛り

その職業で行う仕事の内容を職業間で比較可能な形で表しています。
情報を取得する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
情報を取得する 3.4
継続的に状況を把握する
継続的に状況を把握する 3.4
情報の整理と検知を行う
情報の整理と検知を行う 3.3
設備、構造物、材料を検査する
設備、構造物、材料を検査する 2.9
数値の算出・推計を行う
数値の算出・推計を行う 2.7
クオリティを判断する
クオリティを判断する 3.0
法律や規定、基準を適用する
法律や規定、基準を適用する 4.1
情報やデータを処理する
情報やデータを処理する 3.0
情報やデータを分析する
情報やデータを分析する 3.1
意思決定と問題解決を行う
意思決定と問題解決を行う 3.6
創造的に考える
創造的に考える 2.9
仕事に関連する知識を更新し、活用する
仕事に関連する知識を更新し、活用する 3.6
目標と戦略を策定する
目標と戦略を策定する 3.3
スケジュールを作成する
スケジュールを作成する 3.1
仕事を整理、計画する、優先順序を決める
仕事を整理、計画する、優先順序を決める 3.3
全身を使って身体的な活動を行う
全身を使って身体的な活動を行う 2.9
手と腕を使って物を取り扱い動かす
手と腕を使って物を取り扱い動かす 2.8
機械、および機械製造のプロセスをコントロールする
機械、および機械製造のプロセスをコントロールする 2.8
乗り物を運転・操縦する
乗り物を運転・操縦する 3.7
コンピュータを用いて作業を行う
コンピュータを用いて作業を行う 3.0
装置、部品、機器の図面を作成する、配列や仕様を設定する
装置、部品、機器の図面を作成する、配列や仕様を設定する 2.4
機械装置の修理と保守を行う
機械装置の修理と保守を行う 3.4
電子機器の修理と保守を行う
電子機器の修理と保守を行う 3.0
情報の文書化と記録を行う
情報の文書化と記録を行う 3.3
情報の意味を他者に説明する
情報の意味を他者に説明する 3.2
上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る
上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る 3.6
組織外の人々とコミュニケーションを取る
組織外の人々とコミュニケーションを取る 2.9
人間関係を構築し、維持する
人間関係を構築し、維持する 3.4
他者に対する支援とケアを行う
他者に対する支援とケアを行う 3.0
他者に対して売り込む、または他者の思考・行動が変容するよう働きかける
他者に対して売り込む、または他者の思考・行動が変容するよう働きかける 2.0
対立を解消させる、他者と交渉する
対立を解消させる、他者と交渉する 2.4
公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対する
公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対する 3.3
メンバーの仕事量や活動内容を調整する
メンバーの仕事量や活動内容を調整する 3.2
チームを構築する
チームを構築する 3.4
他者の訓練と教育を行う
他者の訓練と教育を行う 3.4
部下への指導、指示、動機づけを行う
部下への指導、指示、動機づけを行う 3.5
他者をコーチし、能力開発を行う
他者をコーチし、能力開発を行う 3.2
コンサルティングと他者へのアドバイスを行う
コンサルティングと他者へのアドバイスを行う 2.1
管理業務を遂行する
管理業務を遂行する 3.1
組織の人事管理を行う
組織の人事管理を行う 2.7
資源、資材、財源の監視と管理を行う
資源、資材、財源の監視と管理を行う 2.7

就業するには?

 海上保安官になるためには、海上保安大学校か海上保安学校の学生採用試験に合格し、卒業する必要がある。海上保安大学校(本科4年とそれに続く専攻科6カ月)を卒業すると、更に3カ月間の研修(研修科国際業務課程)の後、全国各地の巡視船艇等に配属され、主任航海士等として2~3年乗り組み陸上勤務と海上勤務を繰り返しながら幹部職員としてキャリアを積む。  海上保安学校(1年又は2年)を卒業すると警備救難、海洋情報、海上交通等のエキスパートとして活躍する。  また、海上保安大学校・海上保安学校において船を操縦できる資格を取得する。  海技免状、無線従事者免状、航空従事者免許、航空整備士免許の有資格者を対象とした採用試験も行っており、試験合格後、海上保安学校門司分校において必要な研修を受けた後、海上保安官となる道もある。

掲載している職業情報について(ご意見募集など)

希望する職業に必要な職業スキルや知識などの訓練コースや講座を探したい方はこちらから。
ジョブ・カードを活用してキャリアを整理したい方はこちら (クリックすると別サイトのマイジョブ・カードへ移ります。)

学歴

この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。

入職前後の訓練期間、入職前の実務経験

労働条件の特徴

 海上保安官は、国土交通省の外局である海上保安庁に勤める国家公務員である。海上保安庁の組織には、中央の本庁の他、地方に11の管区海上保安本部があり、教育機関として海上保安大学校、海上保安学校がある。  陸上勤務と海上勤務とがある。  基本は1日8時間勤務で週休2日制である。警備救難の仕事についている職員は、交替制のため休日出勤もある。巡視船艇乗組員の場合、勤務時間は1日8時間だが巡視船艇行動中は24時間パトロールを行っているため、乗務員を3つの当直に分け、4時間ごとの交代制をとっている。  海上保安官は、行政職の国家公務員に比べて給与は高い。船艇勤務の場合は、更に手当が支給される。海上保安大学校・海上保安学校の学生は、入学と同時に海上保安庁の職員となり、給与が支給される。  海上保安庁の定員は約14,500人でそのうち女性職員は1割未満(2023年現在)である。

掲載している職業情報について(ご意見募集など)

統計データ

海上保安官が属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「警察官、海上保安官」等)に対応する統計情報です。

※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。

※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。

※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。

データ表示対象地域を選択(就業者統計データおよび求人統計データの都道府県別の数値が表示されます。)
データ表示対象地域を選択(就業者統計データおよび求人統計データの都道府県別の数値が表示されます。)

就業者統計データ

就業者数

(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)

全国
251,160
都道府県を選択すると都道府県別の数値が表示されます。

労働時間

全国
データはありません

賃金(年収)

全国
データはありません

年齢

全国
データはありません

賃金分布(グラフ)※全国のみ

(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

ハローワーク求人統計データ

求人賃金(月額)

(令和5年度)

全国
21.8
万円
都道府県を選択すると都道府県別の数値が表示されます。

有効求人倍率

(令和5年度)

全国
6
都道府県を選択すると都道府県別の数値が表示されます。

一般的な就業形態

この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。

産業景況データ

海上保安官が属する産業(公務(他に分類されるものを除く))の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら

労働者過不足判断

グラフはありません。

法人企業景気予測

グラフはありません。

職場情報の検索・比較

残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 海上保安官が属する産業(公務(他に分類されるものを除く))で検索ができます)

しごと能力プロフィール

この職業の「しごと能力」プロフィール
この職業に関係のない「しごと能力」プロフィール
この職業の「しごと能力」プロフィール
この職業に関係のない「しごと能力」プロフィール
この職業の「しごと能力」プロフィール
この職業に関係のない「しごと能力」プロフィール
この職業の「しごと能力」プロフィール
この職業に関係のない「しごと能力」プロフィール
この職業の「しごと能力」プロフィール
この職業に関係のない「しごと能力」プロフィール
この職業の「しごと能力」プロフィール
この職業に関係のない「しごと能力」プロフィール

類似する職業

  • 海上自衛官
  • 航空自衛官