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支店や営業所において、旅行の行程や価格などが既に決まっている「パッケージツアー」と、旅行者の希望や計画に合わせて手配する「手配旅行」を、お客のニーズに合わせてアドバイスしながら販売する。 旅行者のニーズが多様化、個性化しているため、パッケージなど旅行商品の内容や品質も変化している。旅行者の嗜好の変化を反映し、旅行会社でも斬新な旅の提供を模索している。 手配旅行では、お客の多くは視察旅行、修学旅行、職場旅行等であるが、最近ではより個別的な目的にあった旅行をしたいという客が増え、「手配旅行」の需要が大きくなっている。手配旅行では、旅行者はより多くの情報と専門的な知識を求めているので、旅行についての専門知識はもちろん、地理、歴史、文化、治安などの幅広い知識や最新情報をもってアドバイスをしていく必要がある。そして、予算に合わせてホテルや航空機を選択し、コンピュータ端末を使って航空機や鉄道のチケット、宿泊券などの予約・販売を行う。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等 文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン
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タスク(職業に含まれるこまかな仕事)
仕事の内容
グラフの目盛り
入職にあたって、特に資格や学歴は必要とされないが、大手旅行会社では、専門学校・短大・大学卒業者が多い。また、「国内旅行業務取扱管理者」、「総合旅行業務取扱管理者」等の国家資格を取得すると仕事の幅が広がるため、これらの資格を取ることが旅行会社社員の目標ともなっている。海外旅行の需要もあり、外国語(特に英語)を身につけておいた方が有利である。旅行が好きであること、人と接することが好きな人、社交性や積極性を持ち合わせた人に向いている。 個人によるインターネットを利用した情報収集、宿、旅券等の検索、予約が普及する中、カウンター係もより深い知識や一般の人が知らない情報を求められる。お客の多様な注文や相談に対応できる接客能力や様々な情報からプランを組み立てられる力も必要である。対面サービスならではの安心感をお客に提供できることが重要となる。
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
旅行会社の営業所や支店は全国に分布しており、多くは人口の多い都市部にある。 土日祝日はお客が多いため営業日とし、平日に休みをとる形で週休二日制としているところが多い。労働時間は店舗により異なるが旅行シーズン前には残業が続くケースもある。
旅行会社カウンター係が属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「その他の営業・販売関連事務の職業」等)に対応する統計情報です。
※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。
※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。
※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。
就業者統計データ
就業者数
(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)
労働時間
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
賃金(年収)
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
年齢
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
賃金分布(グラフ)※全国のみ
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
ハローワーク求人統計データ
求人賃金(月額)
(令和5年度)
有効求人倍率
(令和5年度)
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。
旅行会社カウンター係が属する産業(卸売業,小売業)の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら)
グラフの数値が大きいほど、労働者が不足と判断している。
法人企業景気予測 (出典:令和6年 内閣府・財務省「法人企業景気予測調査(BSI)」)
グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。
残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 旅行会社カウンター係が属する産業(卸売業,小売業)で検索ができます)