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職業について、内容、就労する方法、求められる知識・スキルや、どのような人が向いているかなどが総合的にわかるサイトです
倉庫において、貨物・資材・荷物の搬入・搬出、積み卸し、積み直し、開梱(こん)・詰め替えなどの作業に従事する。 倉庫作業員は、貨物の内容や数量に間違いがないか検品し、貨物の特性に合わせて倉庫等へ入庫する。倉庫は大まかに分けると主に普通倉庫、冷蔵倉庫、水面倉庫(原木等)の三種類がある。保管貨物は多岐にわたるので、品質、用途等に応じて細心の注意を払い、常温保管、定温保管、定湿保管、冷蔵保管等、適切な保管を行う。 冷蔵倉庫等の場合、温度管理が重要となる。入出庫する製品が、倉庫の特性(保管温度等)にあっているか、輸送のトラックの庫内温度と作業する場所の温度管理、荷主との打ち合わせも重要である。外気にふれて製品が溶けたり、劣化しないようにする。保管でも適切な温度管理を行う。 管理事項としては、荷物の保管場所の管理、在庫管理、商品日付管理、入庫順管理、機械番号管理などがある。 出庫の際は、配送先別、方面別に仕分け、トラック単位に荷揃え(にぞろえ)し、指定された時間に合わせ出庫を行う。 入庫・出庫・保管作業では、コンピュータ端末の指示データに基づいてフォークリフトなどの作業機械を利用して貨物を出し入れし、併せて貨物の記録を行う。 入出庫作業は、必ず入出庫伝票に合わせて行う他、倉庫内の安全管理、整理整頓、清掃を心掛ける。その他にダンボールなど梱包資材やパレット、コンテナの管理も行う。 小規模の倉庫会社では、倉庫作業員が関連事務も兼ねるケースが多い。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等 フォークリフト、パレット、コンテナ、クレーン、デリック、荷役機械器具、コンピュータ端末
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グラフの目盛り
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、フォークリフト運転技能者や危険物取扱者の資格を持っていると有利となる。 倉庫作業員は、倉庫会社、運送会社などに就職する。 倉庫業者は、倉庫ごとに一人の倉庫管理主任者を置かなければならない。倉庫管理主任者の資格は実務経験と講習受講で取得できる。 この他、危険物取扱者、クレーン運転士、フォークリフト運転者、玉掛技能者、はい作業主任者等も取得すると仕事の幅が広がる。また、冷蔵倉庫の場合は、冷凍機械責任者などの資格を取得すると有利である。 体を動かす仕事であるため一定の体力が必要となる。荷物が壊れたり、紛失したりすることがないように、責任感や注意力、記憶力及び空間把握に関する能力なども求められる。
関連資格
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の訓練等の期間(学歴を除く)を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業で実際に働いている人が必要と考える入職前の実務経験の期間を表します。必須とは限りませんので、詳細は「就業するには」を確認してください。
この職業に就いた後に、周囲から特別なサポートが無くても他の一般的な就業者と同じように働けるようになるまでに必要な期間を表します。あくまで一般論ですので、職歴等により差があります。
勤務先は普通倉庫会社、冷蔵倉庫会社、農業倉庫会社、運送会社、港湾運送会社等である。 雇用形態、賃金、労働時間等の労働条件は就業場所により異なり、勤務先の規定による。輸出入貨物を扱う会社では、船の入出港との関係で時間が不規則となる場合がある。鮮度商品を扱う場合や、ジャスト・イン・タイム配送を行う荷主の場合などは、時間外が多くなることもある。 就業者は高齢化しているが、近年では荷役機械器具の発達により、厳しい労働ではなくなっている。ただし、冷凍倉庫にあっては、夏場など外気と庫内温度の差が激しく、作業規定に十分留意して作業に当たる必要がある。 インターネット等での通信販売の普及により倉庫の需要は増えており、倉庫作業員の人手不足が顕著になっている。
倉庫作業員が属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「倉庫作業員」等)に対応する統計情報です。
※「統計データ」は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません。各統計データで使用されている職業分類の詳細については職業分類対応表をご覧ください。
※各統計データに関する留意事項についてはこちらをご覧ください。
※関連団体等が別途就業者数等を公表している場合は「労働条件の特徴」本文中に記載されていることがあります。
就業者統計データ
就業者数
(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)
労働時間
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)
賃金(年収)
年齢
賃金分布(グラフ)※全国のみ
ハローワーク求人統計データ
求人賃金(月額)
(令和5年度)
有効求人倍率
この職業で実際に働いている人が多いと感じる『就業形態』を表しています。
倉庫作業員が属する産業(運輸業,郵便業)の産業別景況動向をグラフで見ることができます。(産業全体の景況動向はこちら)
グラフの数値が大きいほど、労働者が不足と判断している。
運輸業,郵便業のグラフを見る
グラフの数値が大きいほど、景気が上昇と予測している。
運輸業、郵便業のグラフを見る
残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢など、企業の様々な職場情報を検索・比較したい方はこちら(クリックすると別サイトのしょくばらぼへ移り、 倉庫作業員が属する産業(運輸業,郵便業)で検索ができます)
各数値の詳細解説ページはこちら
どのようなスキルがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のスキルと比較することができます。
どのような分野の知識が重要であり、必要かを表しています。前職や自分自身の知識と比較し、不足する分野を特定することができます。
どのようなアビリティがどの程度必要かを職業間で比較可能な形で表しています。前職や自分自身のアビリティと比較することができます。
この職業に就いている人はどのようなことに興味がある人が多いかを表しています。自分の職業興味とあっているか、確認することができます。
この職業ではどのような点で満足感を得やすいかを表しています。あなたが重要だと思う価値観について満足感を得やすい職業かどうか確認することができます。
仕事の場所や対人業務の頻度などの、職場環境や仕事の内容などを表しています。